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代表質問①【子育てしやすい先進自治体と無駄のない財政運営を目指して】

2月21日火曜日から令和5年足立区議会第1回定例会が始まっています。先ず、区長質問を3点しました。その中の一つが無駄のない財政運営を図る事です。足立区は総額3159億円以上に上る新年度一般会計当初予算を打ち立てました。区民の大切な税金を無駄にすることなく、優先度の高い施策を積極的に推進し、新たな支援の構築も喫緊の課題です。

 

費用対効果などの検証から無駄を徹底的に排除し、無駄のない財政運営を図るためにも、来年度における予算編成の事業内容をもう一度検証することが必要です。

 

前回から申し上げているように、ペアレント・メンターは相談委託事業にも拘らず相談件数が月に2~3件しかない事業です。このような無駄が生じている事業を続行させること等、言語道断。是正を図り、無駄のない施策として遂行するよう、強く区長へ要望しました。

 

※政策経営部長のご回答では、部長の発した滑舌の問題で読み原稿と違った意味に聞こえてしまい、再答弁となりました。

 

「事業実施に当たっては、既存の事業であっても単に前例踏襲で実施するのではなく、各部において事務事業評価などの結果や実績を踏まえながら費用対効果を検証し、必要に応じて見直しを行っていくものと考えております。」とのご回答を政策経営部長はされたようでしたが、何と議場では、「必要に応じて行っているものと…。」と過去形のご回答に聞こえてしまいました。答弁書が数日後に手元に来たため、見てみると「必要に応じて見直しを行っていくものと考えております。」との表記。意味が全く違ってきます…。

 

当日の本会議場、私の耳には「必要に応じて行っているものと…。」と過去形のご回答に聞こえている為、議場では再答弁を求めましたが、音声録音で足立区議会事務局議事係が確認したところ、音声データーでは、私が聞いた過去形にも聞こえるし、どちらにも聞こえますとのご回答。その後、テレビの録画でも確認しましたが、やはり「見直しを行っている」「見直しを行っていく」どちらにもとれるような発音。

 

政策経営部長より「滑舌が悪くて申し訳ございません。」との謝罪を受けました。これで収めたいと思います。

相手に正しく伝わるよう、滑舌よく言葉を発することは大切ですね。

自分ではきちんと発言していると思っても滑舌の問題で相手に正しく伝わっていない場合には、受け手側の理解が全く違ってきてしまいます。今回の件は、私自身も今後、意識し気を付けないといけないことだと感じました。

 

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。***** 

 

【子育てしやすい先進自治体と無駄のない財政運営を目指して

 <長谷川たかこ議員>

私は、足立区議会 議会改革を全力で推し進める会を代表して、質問をさせていただきます。
足立区は総額3159億円以上に上る新年度一般会計当初予算を打ち立て、第一段階として、区内の私立幼稚園・認定こども園に通う園児の給食の無償化、そして区立中学校の給食費の無償化を行うといった大胆な施策に舵を切りました。

【問】昨今、子育てにかかる経済的負担の軽減や安心して子育てができる環境整備のための施策など、国全体で子育て支援が推奨されています。東京23区で一番といえる、子育てしやすい先進自治体を足立区として目指すためにも、特に少子化対策・子育てに足立区の自主財源を積極的に充当し、子どもへの投資に力を入れて頂きたいと区長に強く要望致しますが、区長の見解を伺います。

 <区長>

長谷川たかこ議員の代表質問のうち、私からは先ず初めに、子育てしやすい先進自治体の取組みのうち、少子化対策・子育てに足立区の自主財源を積極的に充当し、子供への投資に力を入れて頂きたいというご質問についてお答えを致します。

新年度予算の中でも「子ども・若者全力応援プラン」と銘打ちまして、様々な新しい施策を打ち出してございます。子どもへの投資は足立区への未来への投資でもございますので、自主財源も含めて真に必要とされるサービスを足立区としても、これから展開して参ります。

 

 <長谷川たかこ議員>

今後、小学校の給食費無償化を行うとするならば、小中学校併せると毎年約15億3千万円余を自主財源で賄うこととなります。

【問】小学校の給食費無償化における自主財源の予算繰りをどのような仕組みで行う予定か、区長に伺います。

 <区長>

小学校の給食費の無償化の財源についてのご質問についてお答えいたします。小学校の無償化の実現も含めた教育施策の更なる充実に向けて、先ずは他の地域と比較して多額の経費が課題となっております学校建設コストについて、他地域との比較分析および検証を専門家も交えて行いまして、少しでも削減できる方策などを具体的に表していきたいと考えております。全ての給食の無償化の財源がこれで賄えるわけではありませんが、一定程度の財源を確保して参りたいと考えております。

 

 <長谷川たかこ議員>

【問】小学校の給食費無償化のように優先度の高い施策を積極的に推進するためには、施策の優先順位を洗い直し、効果などの検証から無駄を徹底的に排除し、無駄のない財政運営を図る事が必要です。来年度における予算編成の事業内容をもう一度検証しなおし、無駄のない施策が遂行するよう、強く要望致します。区長の見解を伺います。

 <政策経営部長>

私からは初めに、来年度における事業内容の検証についてお答えします。事業実施に当たっては、既存の事業であっても単に前例踏襲で実施するのではなく、各部において事務事業評価などの結果や実績を踏まえながら費用対効果を検証し、必要に応じて見直しを行っていくものと考えております。