視察 日野市「あしながレインボーハウス」・「いのちのミュージアム」
今日はお昼過ぎから会派の議員と一緒に、日野市に視察に行ってきました。
目的は、日野市にある「あしながレインボーハウス」と「特定非営利活動法人 いのちのミュージアム」の視察です。
「あしなが育英会」については、皆さんもテレビや街頭などで耳にしたりすることがあるかと思います。
私も、駅などでの募金活動を見かけるたびに、少しではありますが、娘と一緒に寄付をしています。
あしなが育英会は、保護者がお亡くなりになったり(交通事故・自殺・病気等)、著しい後遺障害のため働けない家庭の子どもたちを物心両面で支えることで、「暖かい心」「広い視野」「行動力」「国際性」を兼ね備え、人類社会に貢献するボランティア精神に富んだ人材を育成することを目的としています。
経済的理由によって高校、大学・専門学校などへの就学が困難な遺児に奨学金を貸し出し、また、あしながレインボーハウスでの共同生活(学生寮)を通じて、貧困家庭の遺児でも大学進学等ができるための支援をしています。
また、精神的な支援として、小・中学生を対象として心のケアの「つどい」をあしながレインボーハウスで行っています。
・心に傷を受けた遺児に癒しを
・無気力になった遺児に、頑張るきっかけを
・頑張りすぎている遺児に、安心・安全な場所を
・「一人じゃない」ことを知り、「悲しみを生きる力」に
このような考えのもの、活動を通して生きる力を与える取り組みがされています。
実際に直接学生とお話をすることは出来ませんでしたが、このようなプログラムの中で、学生の皆さんは社会貢献する人材へと育っていくプロセスを垣間見ることができました。
社会から自分が受けた恩恵を、また次の恵まれない子ども達へ返していく、あたたかい心の鎖が出来ていると感じました。
次に日野市の廃校となった小学校の一室にある「いのちのミュージアム」に行ってきました。
こちらのミュージアムでは、生命のメッセージ展の常設展示、「いのち」をキーワードに、いのちの大切さを伝える文化、教育活動を展開しています。
犯罪被害者や悪質交通犯罪等の撲滅、犯罪被害者・遺族への支援等の重要性、そして命の重み、大切さについての啓蒙活動をされています。
展示されている一つ一つのパネルをじっくりと拝見させていただきましたが、正直ショッキングな内容もあり、とても心が痛くなる内容でもありました。
しかし、未来を担う子ども達に生命のメッセージを発信されている内容であり、展示を見ながら、私も家族のありがたさや人間の命の尊さを感じることができました。
今回、2件の視察とも日野市の菅原直志議員に同行をしていただきました。
菅原議員はこれらの問題をライフワークとされ自殺遺児と関わって20年になるそうです。
菅原議員のお話によると、日野市では今春、日野市自殺総合対策推進条例が施行されたそうです。
首長提案として全国初、全国で2例目となり、また、条例制定と並行して、シンポジウムの開催や職員向けのトップセミナーの開催、2か月に1度の自殺遺児の分かち合いの会の開催を進めているそうです。
自殺対策を「生きる支援」として取り組みを進めているとのことでした。
足立区でも近藤区長のもと、シティープロモート課中心となって、自殺対策の事業が進んでいます。
今日拝見したことなどしっかりと持ち帰り、他の自治体の取り組みなども十分に参考にしながら、今後の足立区の取り組みに生かしていきたいと思います。
最後になりましたが、本日は長時間お時間を頂き、ご丁寧にご説明くださいました菅原直志議員、施設の皆様本当にありがとうございました。
目的は、日野市にある「あしながレインボーハウス」と「特定非営利活動法人 いのちのミュージアム」の視察です。
「あしなが育英会」については、皆さんもテレビや街頭などで耳にしたりすることがあるかと思います。
私も、駅などでの募金活動を見かけるたびに、少しではありますが、娘と一緒に寄付をしています。
あしなが育英会は、保護者がお亡くなりになったり(交通事故・自殺・病気等)、著しい後遺障害のため働けない家庭の子どもたちを物心両面で支えることで、「暖かい心」「広い視野」「行動力」「国際性」を兼ね備え、人類社会に貢献するボランティア精神に富んだ人材を育成することを目的としています。
経済的理由によって高校、大学・専門学校などへの就学が困難な遺児に奨学金を貸し出し、また、あしながレインボーハウスでの共同生活(学生寮)を通じて、貧困家庭の遺児でも大学進学等ができるための支援をしています。
また、精神的な支援として、小・中学生を対象として心のケアの「つどい」をあしながレインボーハウスで行っています。
・心に傷を受けた遺児に癒しを
・無気力になった遺児に、頑張るきっかけを
・頑張りすぎている遺児に、安心・安全な場所を
・「一人じゃない」ことを知り、「悲しみを生きる力」に
このような考えのもの、活動を通して生きる力を与える取り組みがされています。
実際に直接学生とお話をすることは出来ませんでしたが、このようなプログラムの中で、学生の皆さんは社会貢献する人材へと育っていくプロセスを垣間見ることができました。
社会から自分が受けた恩恵を、また次の恵まれない子ども達へ返していく、あたたかい心の鎖が出来ていると感じました。
次に日野市の廃校となった小学校の一室にある「いのちのミュージアム」に行ってきました。
こちらのミュージアムでは、生命のメッセージ展の常設展示、「いのち」をキーワードに、いのちの大切さを伝える文化、教育活動を展開しています。
犯罪被害者や悪質交通犯罪等の撲滅、犯罪被害者・遺族への支援等の重要性、そして命の重み、大切さについての啓蒙活動をされています。
展示されている一つ一つのパネルをじっくりと拝見させていただきましたが、正直ショッキングな内容もあり、とても心が痛くなる内容でもありました。
しかし、未来を担う子ども達に生命のメッセージを発信されている内容であり、展示を見ながら、私も家族のありがたさや人間の命の尊さを感じることができました。
今回、2件の視察とも日野市の菅原直志議員に同行をしていただきました。
菅原議員はこれらの問題をライフワークとされ自殺遺児と関わって20年になるそうです。
菅原議員のお話によると、日野市では今春、日野市自殺総合対策推進条例が施行されたそうです。
首長提案として全国初、全国で2例目となり、また、条例制定と並行して、シンポジウムの開催や職員向けのトップセミナーの開催、2か月に1度の自殺遺児の分かち合いの会の開催を進めているそうです。
自殺対策を「生きる支援」として取り組みを進めているとのことでした。
足立区でも近藤区長のもと、シティープロモート課中心となって、自殺対策の事業が進んでいます。
今日拝見したことなどしっかりと持ち帰り、他の自治体の取り組みなども十分に参考にしながら、今後の足立区の取り組みに生かしていきたいと思います。
最後になりましたが、本日は長時間お時間を頂き、ご丁寧にご説明くださいました菅原直志議員、施設の皆様本当にありがとうございました。