被災避難者 東京武道館6日目
今日も午後から、震災被災者の避難場所になっている東京武道館に行ってきました。
23日15時現在で、131世帯333人(男性165人、女性168人)の皆様が避難生活をされています。
開設当初からの累計では、209世帯502人となります。
これまで東京武道館では、原発事故のために避難されてきた方が中心と思われていましたが、実際に津波などで家を流失・倒壊された方々がおよそ3割もいらっしゃることが判明したとのお話もありました。
東京武道館でも、他の施設同様、さまざまな支援の拡充がされています。
その一つとして、昨日から夕食(お弁当とお味噌汁)が出ています。
また、昨日は東京都から、この震災で避難中の被災者の皆様に銭湯の無料券が配布されました(一人10日分のチケットの支給)。
さらに、これに伴い東京都の公衆浴場業生活衛生同業組合は、タオル、石鹸、シャンプーなどを無料提供してくださるそうです。
先日、このホームページでご紹介をさせていただきましたように、綾瀬にあるティップネスも同日にお風呂の開放をして下さっています。
昨日は30名ほどの方がご利用されたとのことでした。
また、昨日の記事でもご紹介いたしましたが、本日から都営住宅の申し込みの受け付けも始まり、本日だけで、79世帯の申し込みがあったとのことです。
都営住宅などの受け入れについては東京都では現在、2000戸程度確保できているそうです。今回、その中からすぐに使用できる都営住宅600戸を都内に避難している方に対して提供されます。
さらに今日からは、東京弁護士会の弁護士の先生方がよろず法律相談の窓口を開催してくださっています。
現場で活動をされている弁護士の先生にお話をお聞きすると、7~8件のご相談があったそうです。
先生のお話によると、原発の発生場所から5キロ圏内の方は、着の身着のままで、すぐに現地を脱出され、用意もままならずこの東京武道館へ避難された方もいらっしゃるとのお話でした。
施設の中を見回すと、ティップネスの指導員の方々のご協力も始まっていました。
ティップネスの皆さんがボランティアで、弓道場や第2武道場などの空いている施設を使って、大人から子供までを対象としてヨガや体操、折り紙教室を行っています。
指導員の方と一緒に第2武道場に行くと、ちょうど子ども達を対象とした、折り紙教室を行うところでした。
先日、武道館に伺った時は、第2武道場は閉鎖されたままだったので、都の担当課長さんに子ども達の遊び場として第2武道場の開放のお願いをしたのですが、早速対応をして下さったようです。
現場の状況を判断し、できる改善はすぐに検討・実行していただける皆様に、感謝いたします。
また、先週金曜日には、私から区役所の担当部署に、避難者の皆様の買い物などの移動手段として、自転車の無料貸し出しをできないか、ご相談をさせて頂きました。
こちらも早速、ご対応をいただき、足立区で自転車を20台準備して下さいました。
今後、管理や貸し出し方法等、都の担当者と協議をして、無料の自転車の貸し出しが東京武道館内で行えるようしたいとのお話です。
避難者の皆様の状況や必要なものは日々、変化していきます。
その変化に柔軟に対応できるよう、私もなるべく避難所に足を運び、自分の目で確認しながら、また現地の担当者の皆さん、避難者の皆さんともお話をさせていただきたいと思います。
非常時ともいえる大変な時です。
これまでの前例などにとらわれることなく、多くの皆様のさまざまな知恵を結集させ、その時にできる限り取り組みをしていかなければなりません。
私も、自分で感じたこと、気が付いたことはもちろん、皆様のご意見の橋渡しの役目もしっかりと果たしていきたいと考えています。
そのような取り組みを積み重ね避難者の皆さん、職員の皆さん、そして区民の皆さんと一緒に、この難局を乗り越えていきたいと思います。
最後になりましたが、日夜ご奮闘され、またさまざまな相談・要望に対して、迅速にご対応下さる都の職員の皆様、区の職員の皆様に感謝と敬意を表します。
23日15時現在で、131世帯333人(男性165人、女性168人)の皆様が避難生活をされています。
開設当初からの累計では、209世帯502人となります。
これまで東京武道館では、原発事故のために避難されてきた方が中心と思われていましたが、実際に津波などで家を流失・倒壊された方々がおよそ3割もいらっしゃることが判明したとのお話もありました。
東京武道館でも、他の施設同様、さまざまな支援の拡充がされています。
その一つとして、昨日から夕食(お弁当とお味噌汁)が出ています。
また、昨日は東京都から、この震災で避難中の被災者の皆様に銭湯の無料券が配布されました(一人10日分のチケットの支給)。
さらに、これに伴い東京都の公衆浴場業生活衛生同業組合は、タオル、石鹸、シャンプーなどを無料提供してくださるそうです。
先日、このホームページでご紹介をさせていただきましたように、綾瀬にあるティップネスも同日にお風呂の開放をして下さっています。
昨日は30名ほどの方がご利用されたとのことでした。
また、昨日の記事でもご紹介いたしましたが、本日から都営住宅の申し込みの受け付けも始まり、本日だけで、79世帯の申し込みがあったとのことです。
都営住宅などの受け入れについては東京都では現在、2000戸程度確保できているそうです。今回、その中からすぐに使用できる都営住宅600戸を都内に避難している方に対して提供されます。
さらに今日からは、東京弁護士会の弁護士の先生方がよろず法律相談の窓口を開催してくださっています。
現場で活動をされている弁護士の先生にお話をお聞きすると、7~8件のご相談があったそうです。
先生のお話によると、原発の発生場所から5キロ圏内の方は、着の身着のままで、すぐに現地を脱出され、用意もままならずこの東京武道館へ避難された方もいらっしゃるとのお話でした。
施設の中を見回すと、ティップネスの指導員の方々のご協力も始まっていました。
ティップネスの皆さんがボランティアで、弓道場や第2武道場などの空いている施設を使って、大人から子供までを対象としてヨガや体操、折り紙教室を行っています。
指導員の方と一緒に第2武道場に行くと、ちょうど子ども達を対象とした、折り紙教室を行うところでした。
先日、武道館に伺った時は、第2武道場は閉鎖されたままだったので、都の担当課長さんに子ども達の遊び場として第2武道場の開放のお願いをしたのですが、早速対応をして下さったようです。
現場の状況を判断し、できる改善はすぐに検討・実行していただける皆様に、感謝いたします。
また、先週金曜日には、私から区役所の担当部署に、避難者の皆様の買い物などの移動手段として、自転車の無料貸し出しをできないか、ご相談をさせて頂きました。
こちらも早速、ご対応をいただき、足立区で自転車を20台準備して下さいました。
今後、管理や貸し出し方法等、都の担当者と協議をして、無料の自転車の貸し出しが東京武道館内で行えるようしたいとのお話です。
避難者の皆様の状況や必要なものは日々、変化していきます。
その変化に柔軟に対応できるよう、私もなるべく避難所に足を運び、自分の目で確認しながら、また現地の担当者の皆さん、避難者の皆さんともお話をさせていただきたいと思います。
非常時ともいえる大変な時です。
これまでの前例などにとらわれることなく、多くの皆様のさまざまな知恵を結集させ、その時にできる限り取り組みをしていかなければなりません。
私も、自分で感じたこと、気が付いたことはもちろん、皆様のご意見の橋渡しの役目もしっかりと果たしていきたいと考えています。
そのような取り組みを積み重ね避難者の皆さん、職員の皆さん、そして区民の皆さんと一緒に、この難局を乗り越えていきたいと思います。
最後になりましたが、日夜ご奮闘され、またさまざまな相談・要望に対して、迅速にご対応下さる都の職員の皆様、区の職員の皆様に感謝と敬意を表します。
本日から、都営住宅の申し込み受付が始まっています。
本日からボランティアでお越し下さった、弁護士の先生とスタッフの方です。
診療スペースには指定時間内に、お医者様がいらしています。
保険証がなくても受診ができるようになっていました。
授乳室も設けられています。