今年で3回目となる綾瀬の新選組まつり、今年は「綾瀬伝」と銘を打って開催されました。
　綾瀬の歴史をひもとき後世に伝えていくということで「綾瀬伝」としたそうです。

　残念ながら今年は、台風のために、東綾瀬公園の一角（通称 はと公園）で予定されていたステージや模擬店などは中止となってしましましたが、一部は展示とともに綾瀬駅前のマリアージュで行われました。


　新撰組のイベントは、新撰組にゆかりのあるさまざまな地で、過去に何度も行われています。

　私のブログで以前にもご紹介していますが、足立区綾瀬新撰組研究会　会長の増田さんがぜひ綾瀬の地で、全国の新撰組ファンに集まってもらい、全国的なイベントを行いたいという相談を受けました。

　その後、区の職員の皆さんにもご相談させていただき、また地域の商店街の皆様のご協力などを得て、2008年10月25日に「全国新撰組シンポジウムin足立」が開催されました。（詳しくは、2008年10月25日の記事をご覧ください。）

　早いもので、あれからもう3年が経つわけですが、その後も増田会長を中心に、毎年、新撰組のイベントは開催されて、綾瀬の名物になっています。


　新撰組というと、新撰組のふるさととして知られる日野市や、近藤勇が捕らえられた地である流山市、同じく近藤勇が斬首刑となった板橋区などが有名です。
　しかし、流山に到着するまでの空白とされていた19日間、綾瀬の駐屯していたことが分かり、綾瀬も新撰組ゆかりの地として、徐々に認識され始めています。

　近藤勇や土方歳三などが、私が住んでいる綾瀬で短い時間ですが生活をしていたというのは、歴史上の人物だと思っていたことが、時を越えて一気に身近に感じられる不思議さがありますよね。

　自分の郷土の歴史を知ることは、郷土を愛する心につながっていくのではないでしょうか。
　ぜひとも、若い世代や子ども達にも伝えていきたいと思います。


　今日は、新田学園での記念式典があったため、途中退席させていただきましたが、回数を重ねるごとに、充実したものになっていることは大変うれしく思います。
　あいにくの天気でしたが、主催者の皆様、運営をされた皆様、本当にお疲れ様でした。