元島根県出雲市長 岩國哲人先生
昨日、第3回定例会が終了しました。
この間、私の師匠である岩國哲人先生がお亡くなりになり、大変な衝撃を受けておりました。晩年は家族のいるシカゴで安らかな眠りに就いたそうです。
岩國哲人先生、本当に今までありがとうございました。
岩國先生と言えば、元島根県出雲市長。
「行政は最大のサービス産業」、「小さな役所、大きなサービス」「役所は皆さんの役に立つところ」といったフレーズで、ショッピングセンター内の行政の土・日サービスコーナーや、樹医制度の創設、総合福祉カードの導入、日本最大の木造ドーム出雲ドームを建設され、次々と新施策を実現し、当時、最新のサービスを提供され、全国的にも注目された人物です。
私が政治の道に進むきっかけとなったのは、大学に通っていた4年生、21歳のとき。1993年、伯父が建設省で大臣官房審議官を務めていましたが、当時、新進党からお声がかかり、参議院の補欠選挙で佐賀県から出馬しました。伯父が参議院選挙に出ることとなり、私が佐賀県に行き、選挙活動をお手伝いしたことがきっかけです。
当時、新進党の愛野興一郎先生、羽田孜先生(愛野先生や羽田先生ご夫妻で面倒を見て下さいました)はじめ、二階俊博先生らが毎日常駐して指揮を取り、まさに自民党との一騎打ちの政党選挙となりました。たくさんの国会議員と秘書が集まり、選挙は目を見張るほどすさまじいもの。数億円の資金が飛び交う選挙でした。選挙が終わり帰宅すると、複数の代議士から「秘書にならないか」とお誘いを頂いたお一人が岩國哲人先生です。
次女が幼稚園に上がり、岩國先生にご相談をしたところ、明日にでもすぐに議員会館に勤めて下さいと言われ即会館勤務となりました。
沢山の手紙を書くように指示され、岩國先生の代筆を任され、一月三舟を配りに衆参両議院の先生方に毎月配りに行ったのも、今では懐かしい思い出です。現熱海市長の齊藤栄さんも、岩國哲人先生の秘書の一人。当事、岩國哲人先生の政策担当秘書をされ、猛烈に手腕を発揮されておりました。
岩國哲人先生、私をお育て頂き、本当にありがとうございました。元秘書仲間と力を合わせ、これからも私は頑張ります。
この日本をもっと生きやすい、暮らしやすい社会にして、新たな支援施策を全力で構築していきます。
岩國先生、見ていてください。
※掲載のお写真は、私が議員会館にいた頃、一緒に同行し、国会議事堂でカメラマンに撮影して頂いたものです。