令和6年度予算要望を区長に提出!
本日は、議会改革を全力で推し進める会より令和6年度予算要望を区長、執行機関の皆様へ提出をしてきました。
重点項目を入れて予算要望は611項目。
私が特に重点項目として要望をしたのは、以下の項目です。
☆マイナンバーカードと保険証との一体化にあたり、国は紙の健康保険証を廃止する方針だが、様々なトラブルが相次ぎ問題点も指摘されている。足立区では紙の保険証を廃止しないこと。
☆医療的ケア児について
① 医療的ケア児の受け入れが区立保育園・私立保育園、問わず全区的に行われるよう要望する。
② 役所内、各保育園・小学校との連携や情報共有の一元化、大阪府豊中市モデルを参考にした、保育士、看護師、スクールアシスタントをバックアップする支援体制の構築を要望する。
③ 144時間からさらに208時間まで時間数を延長し、所得制限を撤廃し、レスパイト事業が無料化となるよう要望する。
☆妊娠期から子育て期にわたり、ニーズに対応するためのワンストップ拠点の整備を求める。足立区では保健予防課や区内各保健センター等とこども支援センターげんきが密に連携することで、妊娠期から子育て期までの相談・支援を、切れ目なく包括的に行う「子育て世代包括支援センター事業」が展開されているが、足立区においてはこのような整備が進んでいるにもかかわらず、援助要請能力が低く自ら「助けて」の声を上げられない子育て家庭が既存のセーフティネットからこぼれ落ちてしまっているという実態がある。そこで、(仮称)子ども版地域包括支援センターの構築とNPO等の地域支援者と協力し合いながら”利用者目線”で継続的な伴走型支援を新規展開するよう要望する。
☆東京都豊洲にあるマギーズ東京のように足立区においても、看護師、心理士、栄養士などの多職種の専門家が揃う相談窓口を設け、日々の療養生活の中で困っていることなどの相談が受けられ、講習室やキッチンなどを利用しながら専門スタッフによる栄養相談やメニューの提案、リハビリテーションの支援のほか、外見の変化に対するアピアランス支援なども対応できる施設『足立区版マギーズ東京』を創設すること。東京女子医科大学東医療センターと連携し、エリアデザイン構想の中に落としこむことを求める。
☆日野市の公立中学校でも行われている通常学級における「リソースルーム」を不登校の子ども達の学習支援にも適用し、足立区全小中学校で展開し、不登校で学校に通えない子ども達の基礎学力の定着に結びつくよう、個別対応の学習支援の構築を要望する。発達障がいやグレーゾーンと称される特性を正しく認識し、多様な問題を抱えた子ども達やその保護者に対するきめ細やかな学校での支援を強く求める。技術力を要するが、早急に学校現場における先生、クラスメイト、本人、家族、それぞれに専門家のサポートや支援、そして学習支援につなげて頂き、子ども達の学習のつまずきや親も含めた個々の悩みが解消される仕組みの構築を要望する。
☆通常学級に在籍している、発達障がいやグレーゾーンと称される特性を正しく認識し、多様な問題を抱えた子ども達やその保護者に対するきめ細やかな学校での支援を行うべく、通常学級に通わせている保護者の力を最大限に活用できる足立区行政主催のペアレント・メンター養成講座の開設を足立区行政主催として今年度、早急に行うことを求める。その際に、診断書名や病院に繋がっているかなどの既存の条件を緩和した要件とすること(通常学級に通っている多くの保護者対象の支援事業とするためには、新規支援員の要件緩和が必須)。