今週、連日のように、各種団体との政策懇談会を行っています。

　これは来年度の予算要望として、いまどのような政策が足立区に必要か？など、第一線で活躍さえている皆様から直接ご意見をお聞きしています。
　今回の政策懇談会では、会派所属の区議会議員だけでなく、足立区選出の国会議員、都議会議員も同席し、ご意見ご提言を伺っています。


　その政策懇談会の一環として、今日は足立区の近藤区長と懇談をさせていただきました。
　近藤区長からは「生活保護の課題と提言」という内容で、パワーポイントを使いながら区の生活保護の現状についてのお話を聞くことが出来ました。


　足立区の財政の中で、毎年増え続ける生活保護費が大きな課題の一つになっています。

　私も以前の決算特別委員会の質問でこの問題を取り上げ、働く能力がありながら仕事などのマッチングがうまくいかないために生活保護を受けておられる方々 に対して、区として雇用促進のための政策を行うことを提案いたしました。
　雇用対策と生活保護費の削減を同時に行うものです。
（詳しくは、1月8日の記事をご覧ください。）


　現在、緊急雇用創出事業を活用した足立区の取り組みの中では、生活保護を受けている方々に、就労に関する情報を積極的に周知するなど、私が提案したもの と近いものが平成22年度より盛り込まれています。

　ニートと呼ばれる若い方々への就労支援と同時に、生活保護受給者に対する積極的な就労支援を行うことは、社会や地域経済の活気をもたらし、また同時に区 の支給する生活保護費の削減にも繋がります。

　足立区の抱える問題は多くありますが、対処的な対策でなく、恒久的、根本的な対策が打ち出せるよう私も、引き続き勉強をしていきたいと思います。