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令和6年足立区議会第3回定例会代表質問の内容③【子どもを産み育てる新たな支援策の拡充について】

少子化は国家的な課題です。

2015年から国や東京都ではフィンランドのネウボラを模範とした子育て応援事業を行っていましたが、東京23区中、唯一、足立区だけが国や東京都の補助事業に手を挙げていませんでした。私の議会提案、そして有志の皆で議会への請願活動を精力的にし続けた結果、2020年9月からデイサービス型産後ケア事業やフィンランドのネウボラ制度を模倣した、とうきょうママパパ応援事業が実現し、2022年には宿泊型産後ケア事業が始まりました。

 

さらに私は、子どもを産み育てる新たな支援策の拡充を行っていきたいと思います。

 

※※※※※※以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。 ※※※※※

 

☆【子どもを産み育てる新たな支援策の拡充について】

《長谷川たかこ》

【問】国や東京都が示す、フィンランドのネウボラを模範とした、母子に対する継続的なマンツーマンのサポートを早急に構築し、乳幼児たちの発達や母子愛着が健全であるかどうか、生育環境に大きな影響を及ぼす家族関係の状況といったデリケートな側面をサポートする支援体制を全妊婦にこの足立区で提供して頂くことを求めます。妊娠中から子どもが小学校に就学するまで、保健師、助産師、理学療法士、公認心理士、栄養士、保育士などの様々な専門家による伴走型母子支援の創設を求めます。区の見解を求めます。

《子ども家庭部長》

私からは、妊娠中から就学前までの伴奏型母子支援についてお答えいたします。現在、足立区ではASMAP事業の妊産婦へのスマイルママ面接や出産後のこんにちは赤ちゃん訪問において、全ての妊産婦と顔と顔を合わせた支援を行っております。

 

一方、こんにちは赤ちゃん訪問以後、保育園に入園するまでの訪問型支援に課題がありました。このため来年度から、1歳前後の乳幼児の全家庭訪問支援事業を検討しております。

 

衛生部と子ども家庭部が連携し、ネウボラ制度と類似の足立区板尾伴走型支援体制の構築に向けて一歩一歩、取り組んで参ります。

 

《長谷川たかこ》

【問】保健師などが妊婦だけでなく夫やパートナー、上に子どもがいれば、その子どもに対しても日頃の生活習慣や出産・育児に向けての不安などを聞き取ることや例えば、佐賀県で行っている子育てアプリ「ママリ」を活用した佐賀県版ネウボラ相談支援を模倣とする支援事業を導入し、いつでも相談できる環境整備と家族の養育力を高めるための支援を行う事を求めます。区の見解を求めます。

《子ども家庭部長》

次にいつでも相談できる環境整備と家族の養育力を高めるための支援についてお答えいたします。令和7年1月に東京都が佐賀県と類似したSNSを活用した相談機能の提供を行う予定です。

 

区としては、この東京都の事業が佐賀県の支援同様に、直接相談を通じて養育力の向上が期待できるものとして積極的に活用を検討しております。今後、様々なツールを活用して、相談できる環境整備と家族の養育力向上につなげて参ります。