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少子化対策調査特別委員会

13時30分から、少子化対策調査特別委員会がありました。

いつものように、区の担当者から、報告事項の説明があり、出席委員との間で、さまざまな議論が交わされました。
今回の議題は以下の通りです。

*****************:報告事項****************
(1)平成21年度区立保育園民営化予定園の法人選定状況について
(2)平成26年度までの区立保育園民営化予定園の決定について
(3)足立区保育所の保育の実施に関する条例施行規則の一部改正について
(4)足立区保育の実施基準表の一部改正について
(5)区立保育園における年末保育実施園数の変更について
(6)こんにちは赤ちゃん訪問事業について
******************************************


区立保育園の民営化や、保育所での保育基準などについては、他の出席委員より多くの質問がされ、それに対し、担当者より詳しい説明がありましたので、私 は、ポイントを絞り、「こんにちは赤ちゃん訪問事業」について質問をしました。

私が、長女をここ足立区で出産し、子育てを初めて経験したのが、およそ10年前です。その3年後には、次女も生まれました。
私も初めての子育てにおいて、分からないことばかりで、当時、足立区が実施していた「助産師さんによるアドバイス」を受け、大変心強く感じました。

当時の事業では、第一子が生まれたときのみ、アドバイスを受けられるということでした。当然、次女を生み、育てるときにはまた、さまざまな悩みに直面する こともあり、第一子のときのみ適用される行政サービスを残念に思ったことがあります。

19年度から始まっている「こんにちは赤ちゃん訪問事業」では、全ての赤ちゃんが対象です。
少しずつ、足立区の子育て環境がよくなっているのは、うれしいことです。

今後は、赤ちゃんに限らず、保育園や幼稚園に入園するまで、さらに小学校に入学するまでといったように、子育て全般にわたって、専門家のアドバイスが気軽 に受けられるような環境が整えばと思います。

子育てに悩むお父さん、お母さんの負担が軽くなり、出産・子育てに夢や希望が持てるような「子育て環境 日本一の足立区」を目指し、がんばっていきたいと思います。


※「こんにちは赤ちゃん訪問事業」とは、生後3ヶ月までの乳児のいる家庭を、保健師、助産師等の資格を持った専門家が訪問し、情報提供や子育てのアドバイ スを行っていくものです。
詳しくは足立区のホームページに説明があります。
また、区役所の担当(衛生部健康推進課)に直接お問い合わせしていただいても大丈夫です。
(参考URL)
http://www.city.adachi.tokyo.jp/009/fukushi/18-3.shiryo-18.pdf




〜以下、委員会の発言要旨抜粋〜

<長谷川>こんにちは赤ちゃん訪問事業は、第一子のみの適用ですか?

<健康推進課長>平成18年度まで実施しておりました新生児訪問という事業は第一子とハイリスクのお子さんということでしたが、今回19年度からスタート しましたこんにちは赤ちゃん訪問事業につきましては、全ての赤ちゃんです。

<長谷川>私が足立区で出産・子育てをした10年前にも助産師さんがいらっしゃいまして、いろいろアドバイスを受けましたが、今回の事業は従来のものと、 どういう点がちがうのですか?

<健康推進課長>この事業の目的が少子化対策の一環ということで、虐待その他といった部分の赤ちゃんだけでなくお母さんの相談といった部分があります。
第二子以降のお子さんにも行いますので、上のお子さんが赤ちゃん返りといったような、上のお子さんも含めての家庭全体の子育てという形のアドバイスになっ ています。

<長谷川>私が第二子を出産したときは、対象が第一子のみということでしたので、このような事業はありませんでしたので、大変残念に思いました。今回、第 二子、第三子と広がったことで、大いに期待できます。この事業は国が推進しているということですが、足立区としてのビジョンは何ですか?

<健康推進課長>地域の方にも協力していただいての事業、すこやか親子相談などの従来の事業がありますので、地域の子育てを支援する活動につなげていきた い。

<長谷川>子育てにふなれなお母さん、また2人目、3人目の子育てで精神的にも大変苦労をされている方もいらっしゃると思いますで、そういう方々に本当に 夢や希望を持てるようなアドバイスが出来るような事業を実施していただきたいと思います。また、そうすることで、児童虐待なども減らしていくことが出来る と思います。