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産業環境委員会が開かれました

本日、産業環境委員会が開かれました。
 はじめに、委員会に付託されている4件の陳情の審査を行いました。その後、区の担当者からの報告事項、委員による質疑、自由討論です。

 今回のおおまかな議題は以下の通りです。

【陳情の審査】
(1)廃プラスチックゴミを可燃ゴミ収集する事により、区内ゴミを増やさない具体的努力を求める陳情
(2)廃プラスチックのサーマルリサイクルに関する陳情
(3)廃プラスチックを焼却せず資源回収を早期に実施することを求める陳情
(4)資源ごみ持ち去り防止についての陳情

【報告事項】
(1)原油価格高騰による区内事業者に対する調査及び支援について
(2)シニア世代及び子育て中の女性向け就労支援事業の実施について
(3)「足立ブランド」認定及びロゴマークの決定について
(4)ビジネスチャレンジコースの募集について
(5)平成20年度 (財)足立区勤労福祉サービスセンターの事業計画及び収支予算について
(6)平成20年度 (社)足立区シルバー人材センターの事業計画及び収支予算について
(7)足立西清掃事務所江北清掃作業所の土地売払契約及び交換契約について
(8)「第二次足立区環境基本計画」の策定について
その他


 陳情をみても分かるとおり、やはり区民の皆さんのゴミ問題に関する関心度は高いようです。
 私も、「こどもたちに豊かな環境を残す」という観点から、環境問題・ゴミ問題には注目しており、本会議での代表質問やこの産業環境委員会の中でも何度も 発言、提言を行っています。

 陳情は、区民の皆さんの声を直接行政に届ける大切なシステムです。ぜひとも、行政側も、区民の皆さんの声に真摯に耳を傾け、特に廃プラスチックの処理問 題などについては、費用の面だけでなく、お金では買えない地球環境の問題だということを認識しながら、取り組みを進めてもらいたいと思います。



—————以下、委員会での発言の要旨の抜粋です—————

(注:前段に他の委員から、資源ごみの収集に関して、収集場所から抜き取って、それを業者に売るという行為があることの指摘、回収に関しての徹底と対策に ついての発言がありました)

<長谷川> ほかの自治体を調べましたら、中野区では(資源ごみは)すべて自治会で回収をして、区の方での回収は行っていないということです。杉並区を調 べましたところ、資源回収パトロールカーというものを3台、区の方で出していて、委託契約で警備会社にやっていただいているそうです。その警備会社の方の 委託というのも、区の方で防災公園パトロールの事項に絡めて一緒に、(資源ゴミの抜き取りパトロールの方も)やっていただいているという現状がありまし た。
 それから、1キロ6円の報償金を支払いながら、300団体ある自治会にお願いして資源ごみの回収をしてもらい、その報償金は自治会費にしてもらっている とのことです。
 また、例えばごみを出したときにカラスネットの上にビニールの黄色いシートを、「無断持ち去り禁止」等、これは杉並区の所有物ですよという、A4ぐらい の大きさのものをカラスネットの上に置いて対策を講じているということで、こういうすべてのことをして回収率が上がってきているという話を聞きましたが、 足立区もここまで徹底してやるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

<計画課長> 杉並区は条例を持っておりまして、その中で集積所に出されたものは区に帰属しますよという形で、区のものですよという宣言をしてそういった 取り組みをしております。
 看板につきましては、足立区でも当然出してございますし、持ち去り防止のための職員によるパトロールも実施しておりますが、なかなか神出鬼没の面があり まして、また、現場を押さえて注意をいたしますが、その注意については素直にわかりましたということで場所を変えるという実態がございまして、なかなか実 効性が上がらないというのが実態でございます。

<長谷川> 先はどのカラスネットの上に黄色いシートを張るというのは、すぐにでも、そんなに予算もかからずできるようなことだと思いますので、そういう 各自治体でやっていることを、いいところを導入しながら、ご検討いただけますでしょうか。

<計画課長> 今後いろいろ検討していく中で、検討させていただきたいと思います。