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あだち国際まつり2008

 地元のスポーツフェスティバルの後に、ベルモント公園で開催された「あだち国際祭り2008」に参加をしてきました。
 会場となったベルモント公園には、世界各国の食べ物や雑貨などを扱うブースが設けられ、また特設ステージでは、様々な国のパフォーマンスが行われまし た。


 足立区は現在、103カ国の方々が居住されています。足立区の外国人登録者数は全国でもトップレベルで第4位、都内では第2位という状況です。
 今後、人口減少や・少子高齢化の進展によって、外国人の増加と定住化傾向はさらに進んでいくと考えられます。

 日本社会は歴史的にも鎖国時代があったように、外国人に対して、閉鎖的な一面もあります。
 今後、特に外国人が多く居住する自治体は、地域に住む外国人が地域社会の担い手の一員となるような社会創りを早急に進めていかなくてはなりません。
 お互いの文化や違いを認め合うことで、アイデンティティを否定されることなく、お互いに対等な関係を築き、共に生きていく社会を構築する必要性がありま す。


 今回、足立区では、「あだち国際まつり」を開催するにあたって、「文化の日」にちなんで「多文化の日」と名付けたそうです。

 私も、先の議会では「多文化共生」の必要性を取り上げ、外国人が多く暮らす自治体として積極的な取り組みを進めるよう提案しました。 (詳しくは、10 月23日の記事をご覧ください)

 今後、誰もが住みやすい足立区になるよう、その取り組みから足立区が先進区として他の自治体のお手本となり、足立区から東京をそして日本を変えていく。
 皆さんからの話からヒントを頂きながら、そんな施策をどんどん進めていき、足立区で生活するみんなが安全で暮らしやすい「誰にでもやさしい足立区」を 創っていきたいと思います。



 最後に、今日開催された、ベルモント公園の由来について。
 足立区とオーストラリアのベルモント市は、1984年の調印により姉妹都市となりました。
 毎年、学生使節団が互いに訪問しあい、様々な交流を続けています。その友好、交流を記念してつくられたのがベルモント公園です。
 ベルモント市には、「足立公園」という日本庭園風の公園があるそうですよ。
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区内に貼り出された告知用のポスターも、とてもかわいらしいデザインでした。

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ベルモント公園の人気者「黒鳥」です。
ベルモント市のある西オーストラリア州の「州鳥」だそうです

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会場には、さまざまな国のテントがあり、多くの人でにぎわっていました。

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ステージでは多くの催し物が行われました。
画像は、消防署による防災の実演指導です。(3ヶ国の通訳付でした!)

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日本の伝統芸能「狂言」も披露されました。