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平成23年度 東京都予算案説明会

 今日は、都議会議事堂にある都議会民主党総会室で、平成23年度東京都予算(案)について、東京都の財務局主計部 財政担当課長からご説明を頂きました。

 この説明会は、国と東京都、市区町村の連携などを目的に、民主党東京都連が主催したものです。


 平成23年度の東京都の一般会計予算規模は、6兆2360億円、特別会計や公営企業会計などを加えた全会計の合計では11兆7642億円にのぼり、小さな国の国家予算にも匹敵します。

 東京都の予算は、厳しい財政環境が続く中にあっても都政の使命を確実に果たせる財政基盤を堅持しながら東京の新たな活力を成長へと結びつける予算にしていきたいとの話がありました。

 都政の諸課題に確実に対応していくためには、無駄をなくし、一つひとつの施策の効率性や実効性を高める取り組みを徹底し、新たな公会計手法を活用しすでに着手している事業について再検証を行うとのことです。
 また、評価対象となる事業の性質に応じ、関係する部局との連携をさらに強化するなど、より効果的な評価を実施するために手法の充実を図っていくとのお話しでした。


 これは東京都に限ったことではなく、国では事業仕分けに代表される取り組みで、無駄の削減と事業の効率化が行われています。

 足立区にも区民評価委員会などによる行政評価の仕組みはありますが、それらをもっと活用するとともに、議会としても積極的に取り組んでいく必要性を改めて感じました。


 予算の内訳を見てみると、やはり「福祉・保健」分野の伸びがもっとも多くなっています。
 また、緊急雇用対策や中小企業に対する支援など、活力を取り戻すための予算も多く盛り込まれています。
 はやり地域の活性化、雇用の確保が、長引く景気の低迷からの地域経済の復活には欠かせない要素です。


 今日の勉強会は、予算について、大変分かりやすく説明していただけました。

 足立区での取り組みを進めるにあたっても、当然、国や東京都の政策は大きな影響があります。
 今後も国や都と連携をしながら、足立区の発展、街づくりに取り組んでいきたいと思います。
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東京都の財務局主計部 財政担当課長からご説明を頂きました。