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大和市役所 視察② 土日窓口開庁について

     P7145263   住民票の写しと印鑑証明の自動交付機



 今日は、昨日行きました大和市役所の視察の続編です。

 今回の視察では、「ユニバーサルデザインの取り組み」と同時に、大和市が行っている市役所の土日窓口開庁についても、ご説明の時間を取っていただきました。

 大和市では
  毎週土曜日 8時30分~17時
  毎週日曜日 8時30分~12時30分まで
 (年末年始、平日の祝日は除く)
以上のような時間で、土日窓口業務が行われています。

 取り扱い業務は住民票の写し、印鑑登録証明の発行や国民健康保険、国民年金業務、市税等の納付などに限られています。


 土日開庁の導入経緯としては、平成15年4月より前市長のマニフェスト施策として、平成16年2月に試行開始となり、市民、職員の意見を反映させて、平成23年7月より土曜日の昼休み時間帯を開庁し、要綱を制定されたそうです。
 また、平成16年には、土日に窓口業務を拡大し、今後も継続していきたいとのお話でした。


 また、市役所の前をはじめ証明書類の自動交付機も市内4か所にあり、利用時間は年末年始を除く毎日8時30分~19時。この機械では住民票の写し、印鑑登録証明書の交付が可能となっているそうです。


 休日開庁となると、やはり気になるのは人件費ですが、土日対応の職員の勤務は、原則として週休日の振替対応としているため、土日開庁による人件費の増加はないようです。
(休日の職員の数は平日と比べて平均8.8%とのことです。)


 足立区の休日開庁は月1回ですが、業務内容はほとんどの手続きが出来るようになっています。

 しかし、以前から議会でも発言していますが、手続きの中には14日以内にしなければいけないものもあるため(例えば住民移動の手続き等)、タイミングによっては休日開庁を利用できず、結局、仕事を早退したり休んだりしなければならないことになります。


 休日開庁の課題のひとつに人件費の問題がありますが、大和市や現在、節電対策として環境省などで行われているように、平日の代休も含めたシフトを組むことで、人件費の増加を抑えることができます。

 休日開庁は、区民の皆様の利便性の向上に直接つながるものだと思いますので、今回の大和市の視察も参考にしながら、足立区にあった区民サービスのあり方と(まずは月に2回の休日開庁)を提案し、実現を求めていきたいと思います。

 本日は、お忙しい中、ご丁寧に対応をしていただきました職員の皆様、本当にありがとうございました。