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公益財団法人 生涯学習振興公社 評議委員会

 今日は北千住の学びピアで生涯学習公社の評議委員会に出席してきました。

 委員会では、23年度の事業計画及び予算編成の説明がありました。
 その中で、足立区が受託する「放課後子ども教育支援」事業を核として、地域での文化・ズポーツ・学習活動をコディネートしているとのご説明でした。


 放課後子ども教室は、22年度には、全小学校72校での開設が完了し、今後、全72校での週3回2会場での実施を目指しています。(現在では、62校週3日2会場で実施)。
 また、平成25年までには週5日4会場で行えるよう取り組みを進め、同時に学習環境の整備を全校で進めていくとのことでした。

 足立区の子ども達の安全な居場所つくりとして、また、働く保護者の方の安心も万全のものとは言えない観点から、私は、やはり「平日毎日を全校で実施」ということを目標として、やっていかなければいけない取り組みだと思っています。


 私は、再三、この評議委員会、また議会の代表質問や今年の3月の予算特別委員会でも全72校で毎日開設を強く要望しています。
(詳しくは、2011年3月28日の予算委員会の質問の記事をご覧ください。)

 今年の3月の予算特別委員会では、全校毎日実施の年次計画が見えていない状況でもあり、「いつごろまでに平日毎日実施を実現するのか、ビジョンを示して頂けるか」伺ったところ、教育長より「少なくとも3年以内には全校目指して参りたいと思っている」との答弁を頂いています。


 「放課後子ども教室」については、23年度には東西南北4エリアにそれぞれ、担当課長を設置するなどの組織改正を行い、学校、地域、関係者のさらなる理解と協力のもと、事業の拡大・充実が図られることになっています。

 今後も、「放課後子ども教室」の更なる拡充を目指して、この評議委員会や議会等でも議論し、足立区として、現状に満足することなく、より高いレベルを目指して取り組みが進むよう要望していきたいと思います。


 また、放課後子ども教室の実施状況については、各評議員から、どのような状況かを聞かれることがよくあります。
 そのため、次回から、配布資料の中に実施状況の資料を入れて頂くことを担当部署に要望させていただきました。
 これを受けて、次回以降、資料を配布していただけるとのことでした。



 最後に、今日の評議員会では、大変うれしいことがありました。

 今回の配布資料の表紙に「うぐいす色」「黄色」という色の表示が右上にされています。(左の写真参照)
 これはたとえ色が分からなくても、文字で色名を書くことで間違いを防止するカラーユニバーサルデザイン(CUD)の考え方に基づいているものです。

 普段から私が提案していることを、実際に取り入れていただきまして、まことにありがとうございました。

 今後も、区の作成するすべての印刷物が、このようにCUDに配慮されたものになることを期待しています。
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表紙の右上の四角の枠の中に、色名の入った配布資料。
カラーユニバサルデザインに配慮されたものです!