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東京都予算案 東京都自治研究センター

今日は新宿住友ホール・スカイルームで、平成29年度の東京都予算について、東京都財務局主計部財政担当課長よりお話を伺ってきました。

 

2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて世界中の眼差しが東京に注がれている今、都政を強力に前に進めていかねばなりません。

その中で、小池都知事が編成する初めての東京都の予算案。

小池都知事が目指すのは「新しい東京」。

小池都知事は3つのシティを打ち出されました。

「セーフシティ」「ダイバーシティ」「スマートシティ」です。

 

1.安全・安心・元気な「セーフシティ」に向けた「地震が起こっても、倒れない・燃えないまちづくり」。

2.誰もが生き生きと活躍できる「ダイバーシティ」に不可欠な「安心して子どもを産み育てられ、子ども達が健やかに成長できる」環境の整備。

3.世界に開かれ成長を続ける「スマートシティ」を目指した「スマートエネルギー都市」の実現。

これらの政策を打ち出し、都民の共感を追い風としながら着実かつスピーディに展開を図っていくそうです。

 

さらに興味深かい内容として私が注目をしたのは、2020年後の東京都の展望。2017年度の予算の概要版に、未来の東京像についても触れています。

 

この内容は、東京都の職員によるワークショップや都立学校における出前事業で、「東京の未来を考えるワークショップ」を実施し、自由な発想でブレイン・ストーミングをされたそうです。

 

科学技術の進歩により、家事はロボットが担う時代となり、通勤ラッシュは過去の話しとなっていたり、働き方の変革により、バカンスを1か月単位で取得できるようになり、完全自動運転車が郊外に住む高齢者の足になっていて、いつでもどこへでも出かけられるようになっていたりと、科学技術がふんだんに反映された社会として描かれています。

 

そんな夢のように思えることがいくつか実現できれば、家事と育児と仕事の両立もはかどって、仕事のために子ども達にしわ寄せがいくこともないような世の中になるのかな…と未来に期待を寄せてみたくなりました。