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厚生委員会「障がい関連計画策定」について

今日の厚生委員会では、第4期障がい福祉計画(平成27年度~平成29年度)の中間実績と障がい関連スケジュールについて報告がありました。

今回、平成30年度以降の障がい者施策の方向性を明らかにする「足立区障がい者計画」「足立区第5期障がい福祉計画」「足立区第1期障がい児福祉計画」の3計画の策定スケジュールについて併せて報告がありました。

策定にあたっては、今後、示される予定の国および東京都の各計画の策定方針を踏まえて、地域自立支援協議会や地域保健福祉推進協議会から意見を集約して策定するそうです。

なお、児童発達支援、特別支援教育、災害対策、まちづくり、交通関係等、庁内関係各課と連携をしながら3計画を策定することとなっています。

 

私からは、障がい者団体からのヒアリングに関しては、発達障がい団体からペアレントメンターを入れることを要望しました。また、障がい福祉計画の中に記載されている地域支援事業についてでは、医療的ケアが必要な子供たちが急増する中で、家庭での過大な負担により保護者たちがケアに追われることで、孤立して行政と交渉をする余裕がない中で、どのように声を拾うのかが課題であることを発言しました。

2016年5月、医療的ケア児に対する支援を史上初めて法律に定義して自治体による医療・福祉・教育が連携した支援の努力義務が盛り込まれた「改正障害者総合支援法並びに改正児童福祉法」が国会で成立しましたが、足立区でも適用されているのか、甚だ疑問です。 

まだまだ足立区やほかの自治体でも同様に、整備が行き届いている状況下ではありません。今後、当事者の保護者の皆様のお声を頂きながら、障がい福祉計画等をしっかりと中身のあるものに仕上げていきたいと決意した次第です。