厚生委員会「障がい関連3計画の策定状況について・発達障がい者支援・医療的ケア児」
平成30年度以降の障がい者施策の方向性を明らかにする「足立区障がい者計画」「足立区第5期障がい福祉計画」「足立区第1期障がい児福祉計画」の3計画の策定状況について、報告がありました。
策定にあたっての基本的な考え方は(国の成果目標)
・2020年度末までに、児童発達支援センターを各市町村に少なくとも1か所以上設置することを基本とする。
・2020年度末までにすべての口町村において保育所等訪問支援を利用できる体制を構築することを基本とする。
・2020年度末までに主に重症心身障害児を支援する児童発達支援事業所及び放課後などデイサービス事業所を各市町村に少なくとも1か所以上確保することを基本とする。
・平成30年度末までに、各都道府県、各圏域及び各区市町村において、保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関係機関が医療的ケア児支援について連携を図るための協議の場を設けることを基本とする。
足立区の考え方としては、今後、障がい特性が多様化する中で、支援が必要な乳幼児の早期発見と青年期までの切れ目のない支援に重点的に取り組んでいくそうです。
国の成果目標に関する足立区の取り組み状況としては、児童発達支援センターを2010年度末を目標に1か所増設するそうです。また、医療的ケア児支援について連携を図るための協議の場の設置を2020年度末までに行うこととなりました。
私からは議会で何度も、児童発達支援センターの増設や医療的ケア児支援については提案・質疑をしていたので、今後の区の動向をみながら、さらに議会で追及をしていきたいと思います。
今後のスケジュールは、
・平成30年1月にパブリックコメントが実施
・平成30年3月には地域保健福祉協議会でこの3計画案の報告と厚生委員会で3計画案が併せて報告されます。
・策定は平成30年末となります。