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マギーズ東京 視察

今日は江東区豊洲にあるマギーズ東京に視察をしてきました。

マギーズ東京は2016年10月に江東区豊洲に誕生しました。
現在、全国から大勢のがんを経験された方、ご家族、友人、医療者が無料で予約なしに訪れることができる場所としてマギーズ東京があります。「居心地の良い建築・空間」「医療知識のある友人のような看護師・心理士」に病院でも家庭でもない、話せないことをゆっくりと話すうちに、自分の力を取り戻すことができるそんな居場所です。

がんになると、いろいろなことが思い浮かぶのではないでしょうか。

治療のこと、日々のくらしのこと、医療者との付き合い、家族のこと、学校や仕事のこと、お金のこと、身近ながんの人にどう接したらいいか、たくさんの医療情報の中から自分に合うものをどう見つけるか…そんな時、気軽に立ち寄ることができるのがマギーズ東京です。

マギーズ東京は、医療的な知識のある友人のような看護師・心理士などが迎えてくれます。

がんになった人とその家族や友人など、がんに影響を受けるすべての人が、とまどい孤独になった時、気軽に訪れて、安心して話したり、また自分の力をとり戻せるサポートもあます。
マギーズ東京は、自然を感じられる小さな庭やキッチンがあり、病院でも自宅でもない、第二の我が家のような居場所です。

海風を感じながら、自由にお茶を飲み、ほっとくつろぎながら。

大勢の方のチャリティ(寄付や協力)で運営をしており、無料で利用することができます。リラクゼーションや食事や栄養のお話や、ストレスマネージメントなどのグループプログラムを毎週行っており、またノルディックウォーキング、メイクや頭皮ケア、リンパケア、家族ケアなども行っています。

さらに、江東区が昨年4月から委託契約をしており、がんの夜間相談窓口として年30万円の予算を計上しています。18時から20時までの時間で、がんに関する相談、医療に関することや生活に関すること、看護師や臨床心理士など専門のスタッフが対応をしてくれます。
区民問わず、どの自治体に住んでいる方々も利用できます。

がんの疑いがあると言われたとき、がんの診断を知った時、治療を始めた時、治療後の生活…それぞれのタイミングで不安に思うことや話を聞いてほしいことなどを相談できるところ。

私が視察をしている間も、次々と皆さんがマギーズ東京に来られ、お茶を飲んで、本を読んだり(がん等の書籍がたくさんあります)、親身に相談をされている姿が印象的でした。

1冊のダイアリーを拝見させて頂きました。
そのダイアリーには、たくさんの皆さんの想いが詰まっていました。

がんで悩んでいる当事者やそのご家族の皆さま、江東区豊洲マギーズ東京に足を運んでみませんか?
私は足立区に第2のマギーズ東京を創りたい、そう心から思いました。

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江東区豊洲にあるマギーズ東京。

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室内は木を基調とした、やさしい空間となっています。

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がんに関する書籍がたくさん置いてあります。

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がんに関する講座をこちらでチェック。

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キッチンです。

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認定NPO法人マギーズ東京 センター長 秋山正子さんとアデランスの境谷さんとご一緒に記念撮影。

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外堀では、高校生がランニングをされていました。