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0歳児の愛着を育てるコミュニケーションスキル

今日は北とぴあで行われた助産師会の研修会に参加をしてきました。

昨今騒がれている虐待対応の視点からも、現在、愛着形成が注目され始めています。

愛着形成は誕生直後、0歳がスタートです。
人間の赤ちゃんは生まれてからすぐに目覚ましく成長し、発達していきます。
その中で、赤ちゃんの脳の発達に応じて、どの時期に何を与えて何をさせていくのか、生まれた日から赤ちゃんの能力を最大限引き出す育児を行うことが重要です。

しかし、ネットコミュニケーションと言われているネットツールであるスマホによって、人と人とのつながり方に大きな影響が出ています。このような時代の中で、そもそも乳児とのかかわり方や遊び方が分からないといった親がいます。そしてその結果、子どもの育ちに影響が出ており、人と関わる経験が極端に少ない子どもたちがいるのが現状です。
そのような状況下で母親たちは子育てにおいて孤独です。

今、子ども達を巡る社会環境は、親の虐待や災害などなどで心のよりどころを無くしています。だからこそ、母親たちがファシリテーターのいる安心・安全な場所での話し合いを通じて子育ての方法や自分のやり方を構築して自信をつけていく手法を学ぶことが必要といえます。

子育てで悩んでいるのはみんな同じ。
育児をしながら友人やファシリテーター的な人を見つけて母親がどのように子どもと向き合い、母子ともに健康で笑顔のある日々を過ごすことが重要です。

本来なら、国では少子化対策として母子ケア事業を強力に推し進めており、東京都でも基礎自治体に対して補助事業を開始しています。その内容が東京都のゆりかご事業ネウボラです。この事業は妊娠~出産~子育てにおいて、助産師などの特定の人による母子支援が妊娠~出産、育児まで継続して行われています。足立区においてはこのような支援制度が全くありません。

今後、ネウボラ的支援を足立区に強力に導入するよう、私も議会で強力に推し進めていきます。

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配布された資料です。