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新宿区 多文化共生 会派行政視察

今日は、足立区議会 議会改革を全力で推し進める会の会派視察です。
土屋のりこ議員と一緒にしんじゅく多文化共生プラザに伺いました。
場所は歌舞伎町にあります。

新宿区では、こちらの施設を拠点として外国人と日本人の交流を行っており、生活に必要な情報を多言語で提供し、相談に応じています。さらに、多国籍の皆さんの活動のサポートやコーディネートをしていました。

場  所:歌舞伎町2-44-1ハイジア11階 
開館時間:午前9時~午後9時
休 館 日:毎月第2・4水曜日、年末年始(12月29日~翌年の1月3日)

現在、新宿区は区民全体の約11%にあたる約 38,000人の外国人が暮らしているそうです。今後、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、メイン会場となる新国立競技場のある新宿区にはさらに多くの外国人が訪れると予想されることから、新宿区では、新宿に暮らす外国人も、新宿を訪れる外国人も、安心して快適に過ごすことのできるまちづくりを目指していました。

多様な国籍や文化を持つ人が集住したり、訪れたりしていることを区の持つ特性と捉え、お互いの文化の違いを理解し、協力し合うことが、新宿のまちの発展につながっています。
アンケートが実施され、地域における新たな課題や要望の掘り起こし、そしてこれらの調査結果を分析した多文化共生のまちづくりの推進に役立てているそうです。

新宿区の課題で一番は何かをお聞きした所、区にいる幼稚園、小学校、中学校で日本語が話せない子供たちに対するサポートが一番の課題とのことでした。

これらの課題もさることながら、新宿区は多様性を尊重し、国籍や民族等の異なる人々が互いの文化的違いを認め、理解しあい、共に生きていく多文化共生のまちづくりを推進しています。
足立区においても、多くの外国人が暮らし、学び、活動している中で、足立区においては約2万人の外国籍の皆様がいらっしゃいます。
「足立区に暮らす全ての人にとってやさしい街づくり」を目指す中で、外国籍や中国残留帰国者の皆さんをどう受け入れ、また、支援や保護の対象としてとらえるだけでなく、その能力をどのように生かしていくかを、足立区として考えていかなければならないと思います。

足立区に暮らす全ての人にとって、「足立区が優しい街、温かい街」となるよう、新宿区を参考にしながらその取り組みを進めていきたいと思います。

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西新宿の駅を降りるとすぐに目に飛び込んできたのが、多言語化された地図でした。

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毎週、無料の日本語教室が開催されています。写真は、様々な言語で書かれた冊子が並んでいます。

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多言語対応の相談窓口です。

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同僚の土屋のりこ議員と一緒に記念撮影。