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☆文教委員会⑯【不登校の子ども達や発達障がい特性のある子ども達とその保護者に対する適切な支援等の創設を求める請願】

吉岡茂 委員長  次に、請願・陳情の審査に入らせていただきます。
 初めに、(1)元受理番号6 不登校の子ども達や発達障がい特性のある子ども達とその保護者に対する適切な支援等の創設を求める請願を単独議題といたします。前回は、継続となっておりますが、何か変化はありましたでしょうか。

教育相談課長 特に変化はございません。

吉岡茂 委員長  何か質疑はございますでしょうか。

長谷川たかこ 委員  来年度、特別支援教育ガイドラインに、ユニバーサルデザインの教育についていろいろと記載をしていただくということをお話しいただいていたんですが、進捗状況を教えてください。

支援管理課長 まず、ICTのガイドラインについては、現在作成中でございます。また、ユニバーサルデザインにつきましては、その視点に基づいて、インクルーシブを含めて、今、執筆中でございます。

長谷川たかこ 委員  小・中学校2校ずつモデル校を付けていただくということでお話も進めていただいていると思いますが、その学校の校長はじめ、教師の方に対する研修というのが、もう始まるんでしょうか。

支援管理課長 まずモデル校につきましては、4校内定しております。また、研修につきましては、令和3年5月以降に、準備委員会を始めていきたいと考えております。

長谷川たかこ 委員  そのモデル校の4校の中でも、例えば、タブレットも、今年度、全校全ての子どもたちに支給されることとなります。合理的配慮が必要な学習障がいの子どももいらっしゃる中で、ICT教育を特化した形でモデルケースを行っていくという認識でよろしいでしょうか。

支援管理課長 そのとおりでございます。

長谷川たかこ 委員  それと連動して、この間の予算特別委員会でもお話はさせていただきました。こども支援センターげんきとの連携部分につてです。学校の現場とこども支援センターげんきでの支援の仕方に乖離性があるようです。当事者である保護者のお母様たちから、かなりの苦情が私の方に入っています。その部分で御指摘をさせていただきました。学校に対する指導の強化、連携をしていただけるというお話にはなっていますが、その部分についても、しっかりと強化されていくという認識でよろしいでしょうか。その部分をしっかり構築していただきたいと要望させていただきます。いかがでしょうか。

支援管理課長 今年度につきましては、指導主事及び心理士を昨年度以上に学校現場に派遣していきたいと考えております。また、ICTを活用いたしまして、オンラインでの相談等も含めて、検討をしているところでございます。

長谷川たかこ 委員  そこが今後うまく回るようにしていただかないと、なかなかその問題というのが解消されないと感じております。その部分を是正していただくということで、よろしくお願いいたします。

吉岡茂 委員長  他に質疑よろしいですか。
      [「なし」と呼ぶ者あり]

吉岡茂 委員長  質疑なしと認めます。
 それでは、各会派の意見をお願いいたします。

長澤こうすけ 委員  この請願、もう1年以上議論をしてきたわけですけれども、やはりその時代、時代に合わせて、場面、場面に合わせた支援というのを常に模索していかないといけないと思っております。私ども自民党は、この請願を通して、更に議論を深めながら、そういったところを進めていきたいと考えておりますので、継続です。

吉田こうじ 委員  継続でお願いします。

浅子けい子 委員  昨年は、コロナ禍の中で、ユニバーサルデザインの視点を取り入れた教育活動というのも滞ってしまったということで、これからいよいよ始まるというふうになるかと思います。是非、不登校も、もっともっと、いろいろな手だてを取って解決していただきたいし、あと、発達障がい者の児童も、これからもまだまだ増える可能性もあるので、そこに是非力を注いでいただきたいと、そういうこれ内容の趣旨ですので、採択を求めます。

長谷川たかこ 委員  発達障がい特性のある子どもたちというのは、不登校リスクがとても高いという部分で、学校現場の教師の理解と障がい特性への配慮が一番必要だと私は感じております。そういう部分で、早期からの気付きと支援を早急に足立区の中で構築していただきたいと思っておりますので、採択でお願いいたします。

吉岡茂 委員長  これより採決いたします。
 本件は継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
      [賛成者挙手]