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代表質問の内容③ 【ごみ収集業務者への支援体制の構築について】

8月頃、ごみ収集業務に携わる労働者から、新型コロナの感染者が多数確認され、業務に必要な職員の確保が困難になったとして、全区域の不燃ごみ収集業務が15日間、休止状態となりました。同じ清掃事務所の職員で、区ではほかにも一部の職員を自宅待機としているため、ふだんの半分ほどの人員で業務を回さざるをえないとして、8月16日から31日まで区内全域で「燃やさないゴミ」不燃ゴミの収集を取りやめると発表しました。この台東区の状況を教訓として、今後、当区においても同じような状況とならないよう未然に防止する取り組みが必要です。新たに助成金を設定するなど、区として出来る最大の取り組みを求めました。

23区で、ごみ収集事業者に対する支援が現状としては大変乏しい状況です。足立区から率先して、その支援を行っていただきたいと強く要望しました。

この度、質問後の答弁が正しくありませんでした。そこで、私から再質問をしたところ、経緯が調査され、区側の答弁(アンダーライン)が正しく訂正されました。代表質問後の近藤やよい区長の迅速な働きかけにより、答弁が正しく修正されましたことに大変感謝申し上げます。区長、いつもありがとうございます。

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。***** 

【ごみ収集業務者への支援体制の構築について】

 <長谷川たかこ議員>

先月、台東区内でごみ収集業務に携わる労働者から、新型コロナの感染者が多数確認され、業務に必要な職員の確保が困難になったとして、全区域の不燃ごみ収集業務が15日間、休止状態となりました。今後、当区においても同じような状況が想定できます。

【問】もし仮に可燃ごみ等の労働者が感染した場合に、ごみ収集業務がストップした場合には、衛生上の問題が生じます。台東区内で起きている先月の事例を当区としてはどのように捉えているのか、その対処法は考えているのか、先ずはお聞きします。

【環境部長:答弁】

新型コロナウイルス感染者が発生した場合、収集継続に向けた事業計画に基づき対応しておりますが、台東区のように多数の感染者が発生した場合には、やむを得ず燃やさないごみの収集作業を一時休止せざるを得ないものと考えております。

台東区の事例を自分事として捉え、日頃からのマスク着用、手指消毒、出勤時の検温等を実施すると共に、トレーラーハウス設置による作業員の分散、陽性者が発生した際の必要な職員へのPCR検査の実施など業務継続に向けた対策を充分に徹底して参ります。

<長谷川たかこ>

現在、濃厚接触者の認定がかなり遅いため、その間に感染リスクもある為、委託先である民間企業では、費用の関係上、疑わしき者を企業が判断し、個別に実施しているそうです。また、当事者においても、率先して自費で検査を受けていると現場から声が挙がっています。

【問】区として、今後、早急にPCR検査や簡易抗原検査を積極的に受けられる体制を構築すべきと考えますが、区の見解を伺います。

【環境部長:答弁】

足立清掃事務所では、陽性者が判明した時点で、濃厚接触者の認定を待つことなく、数日前に遡って同じ収集車に同乗した作業員など、区職員のみならず事業者の方にも協力を求め、PCR検査を自己負担なしで実施する体制を構築しております。引き続き、速やかな検査を実施してクラスター防止を図って参ります。

 

<長谷川たかこ>

新型コロナウイルス感染拡大に伴い2年にも渡り、アルコール消毒やPCR検査費用などを企業、労働者が実費を負担し続けて感染予防を徹底することは、もはやぎりぎりの状況であると現場から悲痛な声が入っています。

【問】アルコール消毒や抗原検査キットの購入費の助成金を設定し、支援していただきたいと思いますが如何でしょうか。もしくは、抗原検査キット等の現物支給を求めますが、区の見解を求めます。

【環境部部長:答弁】区としましては、抗原検査キット等の現物支給を行う予定はございませんが、議員のご要望を受けて区が改めて確認したところ、東京都中小企業振興公社において消毒液や検査キット等を対象にした感染症対策の助成を行っていることが判明しましたので、その旨を速やかに事業者に周知し活用を促しました。

<長谷川たかこ>

23区でごみ収集事業者に対する支援が現状としては大変乏しい状況です。是非とも、足立区から率先して、その支援を行っていただきたいと強く要望致します。