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代表質問の内容⑤【ベビーシッター利用支援事業について】

現在、保育所では一時預かり制度がありますが、保育所を利用すること自体が予約でいっぱいで預けることが出来ません。また、急を要する場合にあっては、子どもの年齢が低いほど、ほぼ保育所にお願いするのは不可能です(年齢が下がるほど、枠が少なくなります)。保育所では1時間500円と安価でお願いをすることができますが、時間制限もあり予約もいっぱいで、仕事を不定期で持っていたり突然の事態でお願いをしたい場合には、足立区においては、預けにくい制度となっています。大手のベビーシッターにお願いをすると1時間2千円前後かかりますが、東京都の補助が付けば、1時間150円です。この東京都の制度を活用し、足立区においても、ベビーシッター制度を構築していきたいと思います。勿論、ベビーシッター制度は、区で認定した事業者にお願いをすることとし、子どもの安全を図ることを第1の条件としていきます。

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。***** 

【ベビーシッター利用支援事業について】

<長谷川たかこ議員>

【問】東京都では、平成30年度から待機児童対策としてベビーシッター利用支援事業が実施されています。この事業は、日常生活上の突発的な事情等により一時的に保育が必要となった保護者が東京都の認定を受けた認可外のベビーシッター事業者を1時間150円(税込)で利用できる事業です。既にお隣の葛飾区を含めた12区がこの事業を行っています。今まで足立区がこの事業に手を挙げてこなかった理由は何でしょうか。

高額なベビーシッター費用の一部を補助することにより、保護者の多様なニーズに応えるとともに、ベビーシッターを安心して利用できる環境を整備するものとして東京都がこの事業を行っています。早急にこの事業を足立区においても活用することを切に要望します。区の見解を求めます。

【子ども家庭部長:答弁】

ベビーシッター利用支援事業について一括してお答えいたします。

平成30年度に実施した待機児童実態調査において「自宅に来てもらうことに抵抗がある」等の理由から、待機児童世帯の8割がベビーシッターを利用したくないと回答しております。このため、区ではベビーシッターよりも区民ニーズの高い認可保育所の整備を中心に待機児童対策を行って参りました。しかしながら、当事業が待機児童対策だけではなく、日常生活上の突発的な事情などによる一時的な保育など、幅広い対象となってきていることから、区民の選択肢を増やすため、実施に向けて関係機関を調整して参ります。