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代表質問の内容①「人づくりこそ国づくり」

足立区議会議員選挙終了後、すぐに行われた6月議会で、議会改革を全力で推し進める会より私は代表質問に登壇しました。

 

私の代表質問における執行機関からの回答では、こちらが意図する回答となっておらず再質問をし、幹事長会や議長に申し立てをしました。執行機関とはその後、綿密なやり取りを経て、今後の議会における回答については、議員と執行機関との間に齟齬が生じないよう配慮して頂ける事となりました。

☆執行機関の皆様と協議を重ねた内容は以下の通りです。

・質問内容における担当執行機関が答えていない。

・議会軽視と捉えられる回答が見受けられる。

・質問通告書提出前に担当執行機関、部長・課長と綿密なすり合わせをしているにも拘らず、質問通告書提出前後で、他の執行機関にすり替わり、議員が聞いている質問の意図から論点がずれ、全く回答が噛み合わない質問答弁箇所が生じた。

 

順次、代表質問内容を掲載いたします。

 

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。***** 

「人づくりこそ国づくり」

 <長谷川たかこ>

私は足立区議会 議会改革を全力で推し進める会を代表して、ご質問をさせていただきます。今回、5期目を当選させて頂きました。この4年間、気づきのある有志の皆と力を合わせ、この足立区をさらに劇的に改革をしていきたいと思います。

 

私は2019年4期目当選と同時に、初めての子育てで困惑しないように、また、必要な情報と手厚いケアが行き届くことを求めるために同志の皆で子育てをしているお母さん・お父さんの会「あったか足立区NEOを創る会」を発足しました。この会は、子どもを産み育てる環境を少しでも良くし、お母さんやお父さんたちが自分らしく輝く人生を歩める社会をこの足立区から広げていくためのものです。

子育て中のお母さんやお父さんの心身の不安を軽減し、様々な資質、個性を持った子ども達がその子らしく学べる環境を作ることが重要です。この4年間、私達の想いは、街頭での署名活動や区の執行機関や区議会超党派への訪問活動、そして議会における質疑応答による政策提案により、より具現化させてきました。

 

さらに今よりももっと子育てをより良い環境にしていくために足立区で集う有識者や支援団体に声をかけ、今年の1月、子ども版地域包括支援センターを創ろうの会を立ち上げました。毎月の勉強会を開催し、例えば、医療的ケア児支援拡充策やいじめ・不登校、発達障がい支援施策と各分科会を行いながら、あるべき支援の拡充案をこの会で構築しているところです。そして、本日、この議場から将来を見据えた提案をし、その実現に向けた取り組をこの4年間で着実に進めて参ります。区長初め、執行機関の皆様のご理解とご協力を切にお願い申し上げます。

 

【問】教育・人づくりに対する支出は、将来の経済的な成長発展や税収増につながる投資的経費です。「人づくり」を足立区の最重点政策として掲げ、全ての子ども達が人生の平等なスタートラインに立つことができるよう、子育てや教育施策に足立区の財源を積極的につけ、母子ケア支援事業や発達障がい特性のある子どもやヤングケアラー、不登校、外国ルーツ、性的マイノリティなどの子どもが互いを理解し、共に学べる環境づくりとして、多様な新たな支援事業の構築を強く求めます。

区長の意気込みと将来的な発展を見据えたビジョンを伺います。

 

【区長】

私からは、子ども施策への意気込みと将来的なビジョンについてお答えを致します。

ご質問の中で「教育・人づくりに対する支出は、自治体の将来的な投資的経費である」というご趣旨のご発言がございまして、私もまさにその通りと考え、子ども施策には力を入れて参りました。しかしながら、ヤングケアラー、不登校、外国ルーツ、性的マイノリティなど様々な課題を抱えたお子さんに対する支援は緒に就いたばかりと言いう認識もございます。

今年は若年者の支援元年とも位置付けてございますので、今後、こうした一つ一つの事業をブラッシュアップするとともに、有機的に結びつけながら、安心して子どもが生み育てられる足立区の実感が出来る足立区に向けて支援事業を構築して参ります。