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代表質問の内容④【カメラ型オートレフラクトメーターを用いた弱視の発見の必要施策について】

私たちが立ち上げたお母さんお父さんの会『あったか足立区NEOを創ろうの会』より請願書を提出し、足立区においては2020年6月より3歳児健診でカメラ型のオートレフラクトメーターを用いた検査を行うよう、議会内外で精力的に動きました。

 

その結果、2022年10月より、3歳児健康診査での弱視等の早期発見のための「スポットビジョンスクリーナー」導入による屈折検査が可能となりました。

 

足立区全保健センター5か所2台ずつ10台が設置され、家庭で行う視力検査とあわせて実施することにより、弱視・斜視等の可能性など、視覚異常の早期発見が可能となり、目の健康チェックシートの配布が早速昨年5月より生後3~4か月健診時から開始されています。

 

多くの保護者達は弱視について知識がないため、保護者は目の異常に気付かず、気が付いた時には手遅れになってしまっているという報告事例が全国的にも沢山上がっています。小学校に入る前に弱視を見逃さず、早期発見をすることが最も重要です。

 

*****以下、委員会での発言要旨(抜粋)です。***** 

 

【カメラ型オートレフラクトメーターを用いた弱視の発見の必要施策について】

 <長谷川たかこ>

足立区においては2020年6月より3歳児健診でカメラ型のオートレフラクトメーターを用いた検査を行うよう、あったか足立区NEOを創ろうの会より請願書を提出しました。

 

その結果、2022年10月より、3歳児健康診査での弱視等の早期発見のための「スポットビジョンスクリーナー」導入による屈折検査が可能となりました。足立区全保健センター5か所2台ずつ10台が設置され、家庭で行う視力検査とあわせて実施することにより、弱視・斜視等の可能性など、視覚異常の早期発見が可能となり、目の健康チェックシートの配布が早速昨年5月より生後3~4か月健診時から開始されています。

 

2022年4月から9月までの3歳児の子どもには個別対応済みではありますが、4歳児以上は対応されていません。小学校入学前の子ども達には、先ずは、全員に等しく検査が実施されるよう求めます。

 

【問】カメラ型屈折検査機器導入1回目が正常でも、期間を空けた2回目で屈折異常が見つかることがあるとの検証結果が出ており、弱視を見逃すことなく見つけるには、屈折検査機器は3歳児健診の時だけでは不十分であるとの報告がなされています。小学校に入学前まで、定期的な検査を行うことを求めます。例えば、小学校入学前の通知と一緒に周知を求めたり、保育園、幼稚園の保護者向けの情報アプリに一斉メール配信をして徹底的な周知啓発を行う事を求めます。区の見解を伺います。

 

【衛生部長】

子どもの目の検査についてのご質問の内、先ず、小学校入学前までに定期的な屈折検査を実施すること及び、その検査を周知啓発することについてお答えいたします。

3歳児健康診査以降における屈折検査の必要性の有無を検討できるよう、先ずは足立区医師会などから専門的知見を収集して参ります。そのうえで、必要性が認められた場合には、関係所管と周知方法を検討して参ります。

 

<長谷川たかこ>

【問】2020年度からデジタル教科書の普及や小学校でのプログラミング教育の必修化など、子どもがパソコンやタブレット型端末を扱う機会が多くなり、子どもの目が酷使されやすい環境となりました。常日頃から子どもの視力について相談できる窓口の設置や乳幼児の3~4ヶ月健診以外にも、1歳半の歯科健診で保健センターに来られた際に目の健康チェックシートの冊子を用いた周知啓発を行うよう求めます。区の見解を求めます。

 

【衛生部長】

次に1歳半の歯科健診の際に「目の健康チェックシート」を用いた周知啓発についてですが、令和4年5月から3~4か月児健康診査の際に、保護者へ「目の健康チェックシート」を配布しております。今後は、1歳半の歯科健診の時にも、希望者へ配布できるよう検討して参ります。