長谷川たかこの政策
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温暖化対策
ごみ問題

ごみ問題

達成度 ★★★★

足立区は2008年4月から、プラスチック類を可燃ごみとして焼却し、その熱を再利用する「サーマルリサイクル」を採用しています。
もちろん全国の多くの自治体で、プラスチックを資源として分別回収し、リサイクルする取り組みを行っていることはご存知の方も多いと思います。

プラスチックは焼却すれば温暖化に影響を与える二酸化炭素を排出します。(人体に有害なダイオキシンなども発生しますが、その対策は十分にとられているとの説明ですので、ここではあえて取り上げません)
また限りある石油資源の有効活用の観点からも、プラスチックのリサイクルは必要だと考えています。
一度燃やしてしまったプラスチックは、二度ともとには戻りません。


担当者の話では、プラスチックの分別回収は、他のものの混入や汚れなどにより、分別に手間がかかり、リサイクルに適さないものも多いためコストがかかるとの説明でした。

しかし、未来の子ども達に残す環境のためになら、投資という意味でもコストがかかることはやむをえないことだと思います。
また、一度放出されてしまった二酸化炭素の回収、破壊されてしまった環境回復には、より膨大なコストがかかることが予想されますし、いくらお金をかけて取り戻せない可能性さえあります。


「日本一地球にやさしいひとのまち」を宣言した足立区が、プラスチックの分別回収すらしていないのでは、なかなか理解されないのではないでしょうか。

一度にすべてのプラスチックの分別回収は課題も多くあると思いますので、ペットボトルのキャップ、シャンプーなどのボトル、調味料などの容器など分かりやすいものからの始めることも提案しています。

そのような中で、プラスチックの回収については一部実現しました。2008年12月からペットボトルキャップの回収が始まっています。
現在では本庁舎を含めて区内52箇所(平成26年3月末現在)にペットボトルキャップの回収箱が設置され、民間事業者の無償協力を得て、海外にワクチン提供を行っている団体に寄付する取り組みを実施しています。区施設以外にも、小売店舗の店頭にもキャップの回収容器を設置しました。集まったキャップは民間事業者が無償で回収し再資源化しています。2014年度からは、区内の公立小中学校で回収支援事業への参加協力を求めています。

今後、さらにペットボトルのキャップ回収箱設置場所拡大に向けて働きかけていきたいと思います。

未来の子ども達のために、区民の皆さんのご意見やご協力もいただきながら、「日本一地球にやさしいひとのまち」に恥じない取り組みを目指します。

達成度 ★★★★


先進自治体の取り組み例などの調査、研究。

★★
環境問題に取り組む自治体(多治見市)や、ごみ分別工場などを視察。
区の担当職員から、リサイクル等にかかる費用などをヒヤリング。

★★★
本会議での代表質問や予算特別委員会などで、ごみの分別、資源の有効活用などを求めました。

★★★★
プラスチックの回収については一部実現。
2008年12月からペットボトルキャップの回収が始まっています。
現在、本庁舎を含めて区内52箇所(平成26年3月末現在)にペットボトルキャップの回収箱が設置され、民間事業者の無償協力を得て、海外にワクチン提供を行っている団体に寄付する取り組みを実施しています。区施設以外にも、小売店舗の店頭にもキャップの回収容器を設置しました。集まったキャップは民間事業者が無償で回収し再資源化しています。2014年度からは、区内の公立小中学校で回収支援事業への参加協力を求めています。