長谷川たかこの政策
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地域の特徴・特色を生かした街づくり
足立ブランドの充実
魅力ある図書館づくり
特色ある公園づくり
商店街の活性化
芸術の街あだちの発信

地域の特徴・特色を生かした街づくり
(シティープロモート)

達成度 ★★★

千住の宿場町や新撰組ゆかりの地綾瀬、荒川河川敷の足立花火大会やクリスマスの定番スポットになりつつある竹ノ塚の光の祭典など、足立区の各地域にはそれぞれの歴史や文化があります。

確かに足立区各地の街づくりにおいて、「平等に」「公平に」発展していくことは必要ですが、それにこだわるあまりに、地域の特徴を十分に生かせない、画一的な街づくりになっていないでしょうか。

日本各地の人気観光地を見てみると、それぞれの地域の特性、そこでしか味わえない雰囲気を持ったところが根強い人気があります。
反対に、いくら温泉が湧く地域でであっても他の地域と同じような旅館やホテルがあるだけの観光地は、観光客の誘致に苦労しているようです。


例えば、沖縄県庁では民族衣装である「かりゆし」を役所の職員の皆さんが身につけ、沖縄のイメージ、雰囲気作りに一役買っています。
また、漫画家の水木しげるさんのふるさとの鳥取県境港市では、「水木しげるロード」と呼ばれる通りがあり、水木しげるさんの代表作である「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターのブロンズ像が町中に139体も設置され、街をあげてのイメージ戦略を行っています。

このように地域の特徴を生かした地域独自のイメージ戦略(シティープロモート)を行うことも重要だと考えます。

例えば、新撰組ゆかりの地綾瀬では、全国各地の新撰組ゆかりの地の方々も参加しての「新撰組祭り」も行われほどです。
このイベントはもともと、綾瀬在住で新撰組の大ファンであり研究家でもある方の強い熱意によって実現したものです。
構想の段階から私もいろいろな相談を受けて、役所の方々とも開催に向けての協議を重ねました。


このような地域の取り組みをぜひとも、足立区の行政や地域の商店街などが全面的にバックアップし、また積極的に参加することで、さらなる浸透を図っていくことを目指しています。

例えば、綾瀬地区で働く行政機関の職員は、「新撰組のはっぴ」を模したユニフォームを着て業務にあたるとか、商店街のお店の店員さんも同じようなユニフォームを着るなども、ひとつのアイデアです。

地域の名物とも言えるものを作り上げていけば、そこで生活する皆さんがますます自分たちの地域を愛するきっかけになるのではないでしょうか。

地域の特色を生かした、他の地域との差別化を図る形の街づくりを行うことにより、足立区内のお互いの地域がいい意味での刺激を受けることで、区外に向けても発信していけるのではないかと考えています。

達成度 ★★★


他の自治体の例などの資料の調査・研究。

★★
地域のイベントなどにおいて、企画段階での相談に応じる。
区内の各種イベント会場に足を運び、開催状況の確認。

★★★
予算委員会などで、地域の特色を生かした攻めのシティープロモートを提案。