長谷川たかこの政策
政策目次へ戻る
カラーユニバーサルデザイン
中国残留帰国者
ハラスメントの防止
高齢者の見守り・社会参加
生活保護受給者への斡旋
生活困窮者に対する自立相談支援事業
知的障害を伴わない「発達障がい特性がある人に対する支援

高齢者の見守り・社会参加

達成度 ★★★★★

現在の日本の社会において、高齢化は深刻な問題となっています。
足立区においても、65歳以上の高齢者の人口は14万人以上。人口に占める割合は22%以上になります。
そんな中で足立区の事件が発端となり社会問題にまで発展した「高齢者所在不明問題」など、これまでの日本、足立区を支えてきてくださった皆さんを、区として、また隣人としてどのように支え見守っていくかは、大切なことだと考えています。

地域やご近所の皆さんが常に気にかけ、コミュニケーションをとりながら地域全体で見守っていけるような「温かい人間関係」が、ご高齢者の皆さんを見守り、事故や孤独死などを防ぐ一番の方法であることは言うまでもありません。
区で出来ること、より確実なシステムを導入すること、そして地域で出来ることを提案してきました。

現在、一人暮らしの高齢者の定期的な見守りやサービスとして、孤立プロジェクトの寄り添い支援事業が開始されました。寄り添い支援活動は、見守り活動から一歩踏み込んで、社会から孤立のおそれのある方に対して、定期的な訪問活動を行い、顔の見える関係を築き、社会的な孤立状態の解消を目指していく取り組みです。

町会・自治会から640名が調査員として民生・児童委員と連携し、調査対象世帯数35335世帯のうち、8226世帯へ「世間話をする頻度」「困りごとの相談相手」などについて聞き取り調査を実施しました。調査結果として、関係機関と情報共有するとともに地域包括支援センターで開催する「あんしんネットワーク連絡会」において情報共有を図りました。また、「絆のあんしん協力員定期訪問の手引き」を作成し、実態調査に取り組んだ町会・自治会員や希望者を対象に「絆のあんしん協力員養成研修」を9回開催し、396名が「絆のあんしん協力員」として登録しました。この「絆のあんしん協力員」が高齢者に住区センター事業など地域のイベントやサロン活動などの居場所を紹介し、町会・自治会活動・老人クラブ・NPO活動や地域学習センター事業などへ自ら参加し生きがいを持ってもらうために働きかけています。

今後も、これらの制度の長所、短所を見極めて、高齢者を孤立させない取り組みをさらに拡充させ、地域全体で見守っていけるような「温かい人間関係」が育まれるよう、提案をし続けていきたいと思います。



達成度 ★★★


文献などの資料の収集、調査。

★★
足立区の現状の聞き取り、他の自治体(京都市など)の取り組みの調査。

★★★
本会議での代表質問で一人暮らしの高齢者対策、地域での見守りなどを提案。

★★★★
一人暮らしの高齢者の定期的な見守りやサービスとして、孤立プロジェクトの寄り添い支援事業が開始されました。

★★★★★
訪問だけではなく、高齢者が社会参加につながるよう住区センター事業など地域のイベントやサロン活動などの居場所を紹介し、町会・自治会活動・老人クラブ・NPO活動や地域学習センター事業などへ自ら参加し生きがいを持ってもらうための働きかけを行っています。