長谷川たかこの政策
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結婚から妊娠、出産、育児へと切れ目ない支援策の構築
不妊治療への助成
子育て支援「育児不安・育児虐待予防策」
女性の健康づくり・中高生の婦人科窓口設置
特別支援教育を視点に入れたユニバーサルデザインの授業の導入
ペアレントメンターの導入子どもの養育支援法教育の導入放課後子ども教室・学童保育室副担任・カウンセラーの拡充待機児童問題

ペアレントメンターの導入

達成度 ★★★★★

国では、発達障がい者の地域支援体制の取り組みの一つとして、都道府県・指定都市で、ペアレントメンターの養成とその活動を調整する人の配置、アセスメントツールの導入を促進する研修会などを実施しています。
ペアレントメンターとは、障がいのある子どもの親が同じ立場の親に対して、相談や地域情報の提供や専門機関への紹介などを通して行う当事者支援活動です。
発達障害児の数から言うと専門家による支援だけではニーズを補うことは困難であり、当事者による当事者支援も必要と思われます。また親の障害理解や受容に対してもメンターの効果が大きいと言われています。
また、ペアレントメンター活動は自閉症スペクトラムだけでなく、知的障害やてんかん、精神障害や身体障害に対しても有効であると言われています。

2014年9月足立区議会定例会で、学齢期から成人期のグレーゾーンにいる人たちを支援していくために、ペアレントメンター事業の導入を提案し、専門家や当事者家族の協力により、2016年7月より東京23区で初のペアレントメンター事業を足立区で立ち上げることに成功しました。このことにより、ペアレントメンターのスキルのある支援者によるピアカウンセリング活動が行える仕組みを構築しました。

障がい特性がある人たちが抱える問題は、多様です。当事者や家族が抱える問題を解決するためには、その経験値を積んだ人たちで構成される枠組みでなければできない支援がたくさんあります。本当の苦しみを経験しているからこそ、支援する側に立つことができる人たちがたくさんいます。自分一人で抱える課題ではなく、その解決のために一緒に取り組める仲間を作ること、支え合うための共助の枠組みを構築することも重要です。 制度の谷間に落ち、生きづらさを抱えている当事者、そしてその当事者を支え、壮絶な経験をし続けている家族に対して、その具体的・効果的な支援を早急に構築し、「悩み苦しむ人たちに手が差し伸べられ、生きる希望が持てる社会をつくり、全ての人にとってやさしい足立区」を全力で築いて行きたいと思います。

達成度 ★★★★★


大学の論文や資料などの収集、調査・研究。

★★
鳥取大学の教授や鳥取県らっきょうの花の方とのヒアリング。鳥取県などの先進自治体での調査。

★★★
本会議などでの代表質問で、ペアレントメンター導入を提案。

★★★★
準備委員会設置 • リソース調査
ペアレントメンター勉強会開催
メンター養成講座開始準備委員会設置
インストラクター研修開催 • ペアレントメンター養成講座開催
ペアレントメンター事務局(仮)設置 • メンター親の会視察・確認
事務局による業務管理ツール作成 • 共有情報収集
ペアレントメンター登録 • 名簿個人情報整備
運営委員会の開催 • 次年度活動計画策定

★★★★★
準備委員会設置 • リソース調査
ペアレントメンター事業稼働開始 • 事務所立ち上げ
半期に1度 活動報告作成 • フィードバック・評価
専門家や当事者家族の協力により、2016年7月より東京23区で初のペアレントメンター事業を足立区で立ち上げることに成功しました。