長谷川たかこの20の政策提言

長谷川たかこの政策

NEW 成果報告
「行政・まちづくりへのカラーユニバーサルデザインの導入」

◆足立区に住むすべての人達のために!
子ども達や高齢者、妊婦さんや小さな子どもを連れた親御さん達。
体の不自由な方、視覚や聴覚に障がいのある方、そして普段は健康でも怪我などをされて、一時的に不便な思いをされる方々、足立区には多くの皆さんが生活をしています。

 

今後も、本当の意味で「みんなにやさしい街」を目指して、これからもカラーユニバーサルデザインの取り組みを進めていきます!

【令和元年度から令和4年度にかけてのカラーユニバーサルデザインの実績】 1 カラーユニバーサルデザイン研修
 NPOカラーユニバーサルデザイン機構を招き、実地研修を行っています。
・令和4年度研修を含め、これまでに182名の職員が受講。主に印刷物の作成にかかわる職員が参加しています。

実施年度実施日人数
令和元年令和元年 9月27日32名
令和2年新型コロナウイルスの影響により中止
令和3年新型コロナウイルスの影響により中止
令和4年令和4年12月14日29名


2 文書管理基礎研修
総務課職員が実施する公文書の取り扱いに関する研修において、カラーユニバーサルデザインについての周知をしています。
・主に若手職員が参加。

実施年度実施日人数
令和元年令和元年7月23日65名
令和2年新型コロナウイルスの影響により中止
令和3年令和3年7月 1日64名
令和4年令和4年5月13日71名

 ※令和3年度においては、文書管理基礎研修は行ったが、カラーユニバーサルデザイン研修は行わなかったそうです。
・カラーユニバーサルデザイン研修は、グループワークを多く行うため、感染拡大のリスクが高いと判断。

3 外注印刷物作成報告書の審査(足立区印刷物取扱規程第7、8条)
(1)審査
各所管で業者に印刷依頼し作成した印刷物について、作成が完了次第、総務課、区政情報課に報告しているそうです。総務課はカラーユニバーサルデザインの観点から審査しています。

実施年度報告件数指導件数
令和元年453件3件
令和2年358件1件
令和3年376件2件
令和4年248件3件

(2)指導事項の主な例
   ・ 地図において、同系色を使用しており、地区の区別がつきにくい。
   ・ 色を用いて強調している部分について、背景と同系のため区別がつきにくい。

☆私が2022年予算特別委員会で、各関係機関で扱う色遣いの注意をさせて頂きました。指摘した点は以下の内容です。総務部が迅速にご対応下さり、指摘後すぐに改善されました。

(1)レーザーポインターの使用
令和4年3月15日付け3足総発第5783号にて、講演会などで使用するレーザーポインターの光の色について、赤色を使用せず、緑色を使用するよう全庁に依頼。

(2)執務エリアに掲示する掲示物

(3)同通知において、濃い赤色のマグネットシートに黒文字を記入しない等、背景色に溶け込んで見えにくい文字表記を避けるよう依頼。

※長谷川たかこが行政執行機関の所に立ち寄ったところ、赤と黒のデザインを発見。即、議会で改善を求めました!
予算特別委員の内容⑦【カラーユニバーサルデザインの推進について】 – 長谷川たかこ

New【足立区の公共施設が次々と色遣いの配慮がなされた施設へと生まれ変わっています!】 【直近の改築校『綾瀬小学校(令和3年度竣工)』の新規改築状況をお伝えします!】
① 1階 案内看板
② 1階 バリアフリートイレ案内サイン

☆私の提案により、看板・サインの設置については、公共建築物整備基準に基づいて、足立区全公共施設のデザインが次々と以下の点に考慮されています。

・看板・サインの内容はバリアントールを使用して視認性を確認
・文字に関して、背景が白色の場合は黒字とすることを基本としている
・背景に色がある場合にも、背景色を濃い色とし、白字とすることで、文字をはっきり認識できるように考慮する



【カラーユニバーサルデザインに配慮した本庁舎の実施例】
1 正面出入り口の敷きマット
コロナウイルス対策の一環で、本庁舎正面出入り口の敷きマットに矢印を施しました。マットの色は足立区のイメージカラーである「青」と「緑」を使用。
・矢印は白抜きとしてとして見やすくさわやかなイメージとしました。
  ・白は汚れが目立つため、定期的にクリーニングをしています。

 

2 各課案内板(こちらはユニバーサルな観点から改善!)
 各課の案内板は白抜き文字で見やすくし、また更新時期に順次4か国語
(日本語、英語、中国語、ハングル 語)での表示に取り換えました。



【議場の残時間表示がバイアントールで見えないことを発見!】 ☆早速、議会改革を全力で推し進める会から、改善を求め、来期、早速、機器が入れ替わります。
<現況>
現行の残時間表示モニターは電子モニターで黒地の背景に赤色の文字で表示されています。

<2023年4月より機器を交換>
議場の音響・映像設備機器更新に際して、残時間表示モニターは液晶モニターになり、カラーユニバーサルデザインに配慮した黒地の背景にオレンジ色の文字で表示する仕様を予定しています。

 

「行政・まちづくりへのカラーユニバーサルデザインの導入」

マニフェスト大賞 最優秀政策提言賞受賞
全国でトップレベルの取組み「行政・まちづくりへのカラーユニバーサルデザインの導入」
「伝えたいことを正確に伝え」見る人すべてにとってやさしい色使いであることを目指していきます。











◆カラーユニバーサルデザインって何?
目の不自由な方、体の不自由な方のために、点字ブロックやスロープの設置など、いわゆるバリアフリーと呼ばれる対策がとられているのと同様に、色弱者や白内障などの方のためにも色使いに配慮した「カラーユニバーサルデザイン(カラーバリアフリー)の導入」が必要です。

◆色の区別がつきにくい人はどれくらいいるの?
現在、日本人の男性の20人に1人、女性の500人に1人の方が、色の区別がつきにくいなどの遺伝による色の見え方に違いがあり、日常のさまざまな場面で不便を感じています。
足立区内にも1万7000人以上の方がいると推計されます。先天的に色の見え方が違う色弱者の方は、日本でおよそ300万人いると推計されています。
また、高齢による白内障でも色の区別がつき難くなります。

◆伝えたいことを正確に伝えるために。
現在、多くの案内板、標識、印刷物はこのような色の見え方の違いに配慮されていません。 特に、多くの人が出入りする区役所などの公共施設の案内表示や、ハザードマップ・広報などの区の印刷物、小学校などの教育現場において、色弱者に対する正しい認識を持ち、色使いに配慮することが必要です。「カラーユニバーサルデザイン」とは、決して、一部の色弱者のための色使いでなく、情報の発信側から見ても、「伝えたいことを正確に伝える」効果を持ち、見る人すべてにとってやさしい色使いであることを目指しています。

◆カラーユニバーサルデザインで見やすい世の中を!
色のユニバーサルデザインに配慮するとすべての人達に見やすい色使い、デザインとなります。



長谷川たかこの政策実現

◆全国トップクラスの取組みが評価され、早稲田大学マニフェスト研究所主催(元三重県知事 北川正恭氏)マニフェスト大賞 2010年最優秀政策提言賞受賞
※2007年の初当選後、初の議会質問から毎回提案をし続け(区役所管理職の皆さんの所へ足しげく通い、政策提案を実現)、区議会議員1期4年間で既に全国トップレベルの取組みを実現しました!

2008年2月「日暮里・舎人ライナー」の案内表示にカラーユニバーサルデザイン導入。
2008年4月区役所・区民事務所の番号呼び出し機がCUDに変更。
2008年12月あだち防災マップ・ごみ分別表など、CUD導入。
2009年2月足立区カラーユニバーサルデザインガイドラインの作成。
2009年9月広報あだち・区議会だよりなどの印刷物も色遣いに配慮。
2009年9月区役所本庁舎の番号呼び出し機・案内表示がCUDに変更。
2010年4月カラーマップ足立がCUD変更(交通系統図のバス路線図にCUD導入)。
足立区歩行系案内サインマニュアルにCUDが導入され、施行。
※多くの自治体でサインマニュアルは策定されており、その中にJIS規格やユニバーサルデザインの考え方が盛り込まれることはあるが、「カラーユニバーサルデザイン」の考えが導入されたことは全国的に見ても大変珍しい。
2010年4月「足立区公共施設等整備基準」、「足立区公共建築物整備基準」にCUD導入され施行。
※足立区の公共施設や建築物が改修・新設される場合、CUDが導入されることとなった。
2010年4月CUD対応「あだち子育てガイドブック」発行。
2011年2月文部科学副大臣 衆議院議員 笹木竜三氏 同席のもと長谷川たかこ、大手教科書会社との会談。カラーユニバーサルデザインの導入の必要性を問う。
※このことにより殆どの学校教科書に以後、カラーユニバーサルデザインが導入されることとなる。
2012年4月都市建設部にユニバーサルデザイン担当課が新設
2012年12月「足立区ユニバーサルデザインのまちづくり条例」が施行
2014年3月西新井ギャラクシティ カラーユニバーサルデザイン認証マーク取得
2014年4月新田小中・一貫校 全国初カラーユニバーサルデザイン認証マーク取得(小中学校にCUD認証マークがついたのは全国初。)
2014年8月足立区ユニバーサルデザイン推進計画を策定


◆足立区に住むすべての人達のために!
子ども達や高齢者、妊婦さんや小さな子どもを連れた親御さん達。体の不自由な方、視覚や聴覚に障がいのある方、そして普段は健康でも怪我などをされて、一時的に不便な思いをされる方々、足立区には多くの皆さんが生活をしています。

本当の意味で「みんなにやさしい街」を目指して、これからもユニバーサルデザインの取り組みを進めていきます!